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  1. 平戸市議会 2013-09-01
    09月02日-01号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成25年 9月定例会                  午前十時一分 開会 ○議長(住江高夫君)  おはようございます。出席議員定足数以上であります。                  午前十時一分 開議 ○議長(住江高夫君)  これより平成二十五年九月平戸市議会定例会を開会いたします。 それでは、これより議事日程第一号により本日の会議を開きます。 まず、  日程第一 会議録署名議員の指名 を行います。会議録署名議員は、会議規則第八十七条第一項の規定により、議長において、五番、辻議員、六番、川渕議員、七番、大久保議員を指名いたします。 次、  日程第二 会期の決定 でありますが、本定例会の会期は、去る八月二十六日、議会運営委員会を開催いたしました結果、本日より二十七日までの二十六日間ということに御協議いただいた次第でございます。これに御異議ありませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(住江高夫君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より二十七日までの二十六日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております日程表のとおりでありますので、御了承をお願いいたします。 次、  日程第三 諸報告 であります。本件につきましては、印刷物を配付しておりますが、主な事項についてその概要を御報告いたします。 まず、七月四日、長崎県離島振興市町村議会議長会臨時総会が長崎市において開催され、総会に先立ち、前平戸市副市長の新井長崎県企画振興政策監による「長崎県離島振興計画の概要と離島振興の取り組み」についての講演が行われました。その後、臨時総会に移行し、対馬市議会議長である作元会長の挨拶が行われた後、議事に入り、各議長の異動報告、役員の選任が行われ、会長には作元議長が再任、副会長には、五島市の荒尾議長が選任されました。 次に、七月十八日から十九日にかけて、全国市議会議長会産業経済委員会全国離島振興市町村議会議長会総会が東京都において開催されました。 産業経済委員会では、「農林水産行政の展開方向について」と「中小企業・小規模事業者関係予算について」の講演が行われた後、審議に入り、国への要望として、農林水産業の振興を初め、食の安全及び消費者の信頼確保対策TPP貿易交渉についてなど、八項目の要望事項について承認がなされました。 次に、全国離島振興市町村議会議長会総会では、会長の作元対馬市議会議長の挨拶後、平成二十四年度会務報告、収支決算を原案のとおり承認されました。役員改選におきましては、北海道利尻富士町議会議長の長岡俊裕氏が会長に選任されました。 次に八月二十二日から二十三日にかけて、長崎県市議会議長会臨時総会並びに議員研修会が西海市において開催されました。会長、地元議長、市長の挨拶後、協議に入り、各市より提出された二十六議題を審議し、原案のとおり採択されました。 また十月に行われます九州市議会議長会理事会への提出議題について審議し、「西九州地域の交通網の整備促進について」と「合併算定替終了後の新たな財政支援措置について」の二議案を長崎県十三市共同提出議案として決定いたしました。 以上で諸報告を終わります。 次、  日程第四 監査報告 でありますが、本件については、配付いたしております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。 なお、定期監査報告随時監査報告については、議案質疑の日の最後に質疑を行います。 次、  日程第五 総務委員会行政調査報告から  日程第七 文教厚生委員会行政調査報告 までの三件については、閉会中に行われました各常任委員会の調査報告であります。 これについては、お手元に配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。 次、  日程第八 (仮称)平戸市総合情報センター建設について でありますが、本件は文教厚生委員会が閉会中に行った所管事務調査の報告でありますので、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長(山本芳久君) [二十二番] 登壇 おはようございます。ただいま議題となりました文教厚生委員会における所管事務調査の報告をいたします。 本委員会は、六月定例会において閉会中の所管事務調査として付託を受けておりました(仮称)平戸市総合情報センター建設について、五回、六月二十七日、七月三十日、八月一日、八月七日、八月二十日にわたり委員会を開催し、調査を行いましたので、その概要について御報告をいたします。 生涯学習の拠点施設として計画している(仮称)平戸市総合情報センター(以下は情報センターという)の建設については、現在プロポーザル方式による選定された設計者による設計に当たっているところですが、さきの六月定例会において、理事者より五月下旬に設計者から本体工事費が概算で十五億円になる見込みとの連絡があり、これが議会と約束した事業費を二割程度上回っていることから、事業費を抑えるための設計見直しに着手したい旨の報告がありました。 これを受け、本委員会は本事業の精査の必要性から調査を行いました。 一回目、六月二十七日の調査では、見直し案について図面と数字の提示がありました。見直しは、これまでの住民説明会や利用団体との意見交換をもとに積み上げてきたコンセプトを尊重しつつ、公民館、図書館機能をできる限り損なわないようにすることを基本に検討したもので、その案は地下駐車場のとりやめによる約一億三千万円の減額を行うことで、本体工事費を十二億五千万円までに圧縮して示されました。 さらに、実施計画までに本体工事費を十二億円以内におさめるため、協議を重ねるとのことでした。 委員からは、設計者選定時に図面を含む提案を求めていたことからすると、現時点で設計を見直すことに業者間の公平、公正性が保たれるのか。そもそも事前に本体工事費十二億円を提示したことからして、設計者が十二億円でできるものを提案することは当然で、さらに五千万円を減額するというが、その裏づけがない等の意見が出され、これらの意見を踏まえて早急に対応策を示すよう要請いたしました。 二回目の調査では、設計者選定に採用したプロポーザル方式とその設計者について調査を進めました。プロポーザル方式とは、基本設計及び実施設計の業務を行うに当たり、企画、美術の提案を受け、その内容、能力を総合的に比較検討して配慮ある設計者を選定するもので、平戸市が設計者に求める諸条件については、参加する全てに対しプロポーザル実施要領に盛り込み提示したと説明がありました。 委員からは、予定する本体工事費十二億円を事前に提示されたにもかかわらず、範囲内の金額で提言しなかった設計者に、果たして平戸市の思いが理解できているのか、何ら変わらぬ信頼を寄せるに値する設計者なのか、疑念を抱く意見がありました。 加えて、配置予定図を広報紙に掲載し、広く市民に知らしめた後に設計見直しをすることは、非常に軽率な行為であり、これまで幾多の議論を重ねた事業に理解を得るために、理事者とともに骨を折った議会を、また市民をどれだけ失望させるのか、自覚するよう苦言を述べました。 この日は、さらに五千万円圧縮した本体工事費の十二億円の提示があったものの、前回からの意見に対し納得できるものがなかったことから、引き続き調査を行うことにしました。 三回目の調査では、委員会から以下の三案を提示し、次回の委員会に引き継ぎました。 一、総事業費十二億八千万円を超えない範囲で、当初の図面どおりにつくること。 二つ目に、地下駐車場を断念するのであれば、本体工事費を十一億五千万円におさめること。 一、二のいずれも受け入れられないのであれば、三つ目として設計業者を変更すること。 なお、地下駐車場を断念する選択には、利用者の利便性を担保するよう要請いたしました。 具体的には、設計者から数字の提示こそなかったものの、三月中旬ごろから予算を大きく上回りそうな情報を得ていながら、五月下旬に概算工事費の連絡を受けるまで数字を詰めてこなかったことに対する行政の怠慢、業務の遂行が設計者に先導された感があること、設計者と行政の双方に事業に向き合う姿勢の甘さがあることをただしたところ、早い段階から設計者との詰めの議論の必要性があったこと、事業に向き合う努力が及ばなかったことを認めました。 四回目の調査では、冒頭教育長から混乱を招くに至ったことに対する反省とおわびの弁がありました。ここでは、理事者みずからの不手際が後手後手の対応になってしまったことのまずさを反省するに至り、ようやく議論の本題に迎える環境が整いつつありました。 しかしながら、前回こちらが提案した三案に対する考えについては、地下駐車場を断念しなければ議会と約束した事業費を守れないことは明らかにするものの、本体工事費十二億円をさらに具現化するための方策等を明らかにする発言がなく、要請した利便性の確保についての説明も、初回に同じくレストハウス前駐車場の再整備にとどまったことから、見直し案を了とし得ないとして総事業費十二億八千万円を厳守するとともに、本体工事費十二億円のさらなる削減に努め、地下駐車場を断念する場合は、利用者の利便性の確保を図ることを申し送り、所管課の努力と行政の横断的な対応を改めて要請をいたしました。 五回目の調査では、冒頭市長から亀岡地区を市民に学びと癒やしを提供する文化ゾーンとして位置づけ、情報センターと周辺施設の利便性を確保するために総合的視点で整備を図りたいとの考えが示されました。 本委員会が求めていた地下駐車場を断念することによる利便性の確保については、レストハウス前駐車場を再整備することによる平面的な動線と文化センターエレベーター設置と施設の連携による一体的な動線を確保する旨、検討していくとのことであり、さきの委員会で提示した三案については、第二案を受け入れる中で、課題解決に向けた検討を図りたいとの回答を得ました。 委員から、事業遂行に当たっての一連の行動について、市政を預かるものとしての見解を求めたところ、財政を憂慮した議論の中で、守るべき総事業費十二億八千万円があることを行政と設計者の双方にしっかりと位置づけた上で、限られた予算枠の中で当初の見積もり段階で精査を加え、提出者との協議、精査を進めていくべきであったこと、加えて住民説明会等の公共の場で提案された市民の意見を反映した施設にしたい、市民の期待にこたえたい、専門性や経験から生まれるアイディアを余すことなく取り入れたいとの思いが強く、総事業費を算出した当時の単価と面積の積算にとどまらなくなったことが、今回の議会と市民を混乱、紛糾させる要因になったことは否めない事実であり、折々の精査不足を反省する弁がありました。 また、地下駐車場については、市民が施設の機能をじかに享受できる公民館、図書館部分の質を低下させることは、事業本来の機能を低下させることに値するとの観点から、地下駐車場を断念するに至ったとの経緯説明がありました。 委員からは、今回の混乱の要因が設計者への条件提示の曖昧さ、設計者と行政の意思疎通のずさんさ、情報に対する認識の甘さにあることを厳しく指摘し、行政と設計者の責任をどう表現するのか、言及する意見もありました。 これまでの議論を踏まえ、最終的な見直し案として、理事者から地下駐車場を断念し、公開されている図面の一部修正を含めたところでの見直しを行い、本体工事費を十一億七千万円でしていきたいと提示されました。 これに対し、本体工事費を十一億五千万円におさめるように求めた本委員会ではありましたが、理事者が縮減した本体工事費十二億円にさらなる削減を求める視点で判断したとき、これに応じていることを認め、また当該調査の途中で経済変動の積算の誤差を議論したところもあり、その辺を加味したところでの許容範囲を認め、これを了といたしました。 総じて今回調査を深めた情報センターの建設事業とその運用には、議会ばかりではなく多くの市民が注目し、関心を寄せるところであり、財政豊かな時代の公共事業ではないことを認識し、最終的なしわ寄せを市民が被ることがないように、あらゆる視点から細心の注意を払うべきと考えます。 市政運営の先にあるのは、議会ではなく市民一人一人であることを再認識し、本委員会が情報センターの建設にかかわる行政と設計に呈した指摘や苦言は、今後の事業推進においておのおのの責務を全うする形であらわれるものと信じ、本委員会の報告といたします。 以上でございます。 ○議長(住江高夫君)  ただいまの委員長報告に対して質疑に入るわけですが、その前に一言お断りを申し上げたいと思います。 この件に関しましては、六日の議案質疑終了後、全員協議会を予定しております。できるならば今回は委員長が答弁できる範囲内の質疑にとどめたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 それでは、質疑に入ります。質疑をお願いいたします。 ◆一番(吉住威三美君)  全員協議会をされるっちゅうことで、くどくは申しませんが、ただ一点、当初の計画どおりのことを私どもは閉会中の委員会に付託したわけでございまして、その後の条件変更がなされたということについては、委員会で了とするとか何とかっていう結論を出す前に、全議員に指示するべきであったということですが、時期が少し逆になったような感じがしますが、その辺からしますと、委員長さんがここの条件で了としたということは、まだ結論づける前の段階だというふうに私は捉えますが、その辺はどのような解釈をされましたか、お尋ねします。 ◆文教厚生委員長(山本芳久君) [二十二番] 今の御意見は、委員会で議論する前に全協等を開いて議論するべきじゃなかったのかという趣旨の御発言でございますか。 ◆一番(吉住威三美君)  いや、当初の計画どおりの段階で減額するようにということで付託をしたと私は理解しております。ですが、地下駐車場をなくしてやるというようなことに大体方向性としてはなったようですが、その辺のところはもう少し議員全体に周知してから、委員会で審議すべきじゃなかったのかなというふうに思いましたので、お尋ねしておるところでございます。 ◆文教厚生委員長(山本芳久君) [二十二番] 今の議会のあり方に対しては、私からどうのこうの言う必要がありません。言うことはありませんけども、今回はあくまでも事業費の見直しということで、私たちは議論してきた経緯がございます。その中で、皆さんの議会でいろんなやっぱ形で紛糾した経緯がございまして、当然吉住議員の会派の中から出席している議員もおられますので、その中からある程度の話の流れについては、聞いておると思っておりますので、その点段取りとしては、私は今の私の立場では答えはございません。 ◆一番(吉住威三美君)  何か知りませんけど、ただ私が言ってるのは、十二億八千万円以内。それから、今の設計図面の、当初の中でですよ、図面の中での閉会中の付託を議会からはしたと私は理解しております。それが条件が変更になったのに、それをそのまま審議された委員会っていうのをある程度は考慮しますが、それは少しおかしかったんじゃないかというふうなお尋ねをしておるわけでございます。 ◆文教厚生委員長(山本芳久君) [二十二番] それに、今の質問に対しては、私と委員会の委員長としては、答弁のしようはございません。議会のあり方としてですね。 ◆一番(吉住威三美君)  はい、了解。 ○議長(住江高夫君)  ほかにございませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(住江高夫君)  ほかにないようですので、それでは文教厚生委員長所管事務調査報告を終わります。 それでは、これより  日程第 九 報告第 七号から  日程第一一 報告第 九号まで  日程第一二 議案第 六八号から  日程第四五 議案第一〇一号まで の三十七件を一括上程いたします。 市長の御挨拶並びに提案理由の説明を求めます。 ◎市長(黒田成彦君) 登壇 皆様、おはようございます。本日は、平成二十五年九月平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用のところ御出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。 今期定例会におきましては、報告三件、決算認定議案十二件、条例議案十四件、一般会計補正予算を初めとする予算議案五件、事件議案三件を合わせまして三十七件の御審議をお願いするものであります。 それでは、開会に当たり幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、八月二十三日の夜から降り始め、二十六日の朝まで長時間降り続きました大雨について御報告いたします。 今回の雨は、特に生月の北部と大島地区で六百ミリという異常な大雨となり、マスコミでも放送されました国道三八三号線の道路陥没を含む道路の全面通行どめが六ヵ所、住居裏の擁壁倒壊により一世帯七名が避難をいたしました。 被害状況につきましては、道路被害十一ヵ所、河川被害一ヵ所、冠水一ヵ所、住居裏のがけ崩れ一ヵ所、農地被害七十六ヵ所、農業用施設被害十一ヵ所となっており、降水量が多かった生月、大島地区を中心に被害が出ております。 続きまして、台風十五号に関連して発生しました大雨について御報告いたします。 八月三十日から降り始めた雨は、平戸市全域に三百ミリ前後、一時間降水量が最大八十ミリに達する大雨となり、道路の全面通行どめ六ヵ所、片側通行どめ二ヵ所、住居裏のがけ崩れ等により九世帯、十八名が避難をいたしました。 被害状況につきましては、現在も継続して確認中でございます。被害に遭われました皆様方に、心からお見舞い申し上げますとともに、市といたしましても災害復旧に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。 次に、この夏は例年にない暑さのため、全国各地において熱中症が多発しておりますが、平戸市管内におきましては、五月五日から八月二十九日までに三十三人が搬送されており、程度別では重症三人、中等症十七人、軽症十三人となっております。 十四歳の学生や二十二歳の男性の若い人の搬送もありますが、六十五歳以上の高齢者の搬送が七割を占めております。 このようなことから、市では七月二十日から毎週土曜日の午前十時に、防災行政無線による予防広報を実施しており、また、広報ひらどにおいても注意喚起を行ったところであります。 次に、平戸藩の夏めぐりにつきましては、現在開催中の食のイベント「平戸和牛フェア」、「平戸イカ・たこ祭り」を残して八月十七日のたびら夏祭りをもって終了いたしました。 中でも、夏めぐりのメインである花火大会は、八月十日の平戸港夏祭りを皮切りに、大島、田平の三会場で開催され、それぞれ天候に恵まれたこともあって、市民を初め多くの観光客でにぎわいを見せておりました。 開催に当たりまして、実行委員会を初めボランティア、協賛いただきました方々並びに関係機関の皆様の御協力に対しまして心よりお礼を申し上げます。 次に、去る六月二十八日から七月一日までの四日間、第三十五回西日本軟式野球大会二部が佐世保市との共同で開催され、本市では赤坂野球場が三日間で六試合、生月町勤労者体育センターでは二日間で五試合、合計十一試合の熱戦が繰り広げられました。 今回は、来年度の長崎がんばらんば国体を見据えた運営体制を確立するための本格的な人員配置を行い、競技団体関係者七十三名、市職員百五名、中学生、高校生を含むボランティア百九十三名の合計三百七十一名によって大きなトラブルもなく、無事終了することができました。本大会の運営に御協力いただきました関係各位に対し、改めてお礼を申し上げます。 次に、平戸英国商館設置四百周年記念事業の一環として実施しております伝外国人墓地発掘ワークショップ開催状況につきまして御報告いたします。 御承知のとおり、大航海時代の平戸においてアジア諸国はもとより、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスなど西欧諸国からの船の乗組員の中には、不幸にして異国の地、平戸に倒れ、祖国の地を再び踏むことなく亡くなった人々が崎方公園周辺に数多く葬られたことが知られております。 七月から十一月まで七回にわたり約二十名を公募し、ワークショップを開催しており、当時の歴史や考古学に関する事前学習会や現地検討会、発掘調査を行いました。これらの結果を踏まえ、十月には成果発表会を通して場所の特定を行う予定でございます。 次に、去る七月四日、離島開発総合センターにおいて第五十五回水道週間に伴う平成二十五年度平戸市水道事業作品募集表彰式を行いました。市内小中学校の児童生徒を対象に、水道の役割や大切さをアピールするものなど、水道をテーマにした作文、標語、図画・ポスター、習字の四部門で募集し、昨年の三百四十五作品を大きく上回る八百七十九作品の応募があり、五十一作品が入賞しました。 今回応募があった作品は、日本水道協会などが主催する第五十五回水道週間協賛全国懸賞募集の応募作品として出品しております。 次に、鄭成功記念館についてですが、昨年官民共同によるプロジェクトとして、「鄭成功を活かした中野まちづくり委員会」を立ち上げ、これまで整備を進めておりましたが、去る七月十四日、鄭成功の生誕祭にあわせて開館記念式典を挙行し、一般に公開しております。 式典には、鄭成功ゆかりの深い中華人民共和国の南安市、台湾台南市、金門県の政府関係者、世界鄭氏宗親総会関係者を初め、国内外の要人など多くの方々の出席のもと盛大に開催され、鄭成功生誕の地、平戸を内外に大きくPRすることができました。 出席された中国台湾の皆様には、世界に一つしかない生家を再現した記念館に対して、高い評価と称賛をいただきました。 今後、記念館が鄭成功の功績を検証するその証として、また中国、台湾を初め多くの観光客に来館いただける施設として情報発信に努めてまいりたいと考えております。 また、今回のことしの前夜祭は、地元川内町を初め多くの有志の皆様などが協力して企画した「かまぼこフェスタ」との同時開催となりました。記念館を中心として、周辺に屋台等の飲食、物販スペースを設け、気軽に参加できる手づくりの川内ならではのイベントに、招待者、関係者以外にも地域住民や観光客、さらには周辺地域からの皆様も多数来場され、大変なにぎわいを見せ、記念館を拠点とした地域活性化を推進する上で今後につながる一つの契機になったものと評価しております。 なお、七月十三日には鄭成功記念館におきまして、台南市対日友好交流協会と台南市の交流を促進する平戸市民の会が平戸市民、台南市民交流促進協定書にサインをし、今後における両地域の反映とさらなる交流を確認したところであります。 次に、東アジア誘客三圏都市連携会議による台湾における観光客誘致についてですが、七月十七日から三日間にわたり、台湾各市で旅行会社訪問観光説明会を開催しました。私も嬉野谷口市長、雲仙市金澤市長らと十八日に台北市で開催された観光説明会に参加し、旅行会社二十三社、マスコミ八社など、総勢四十六名を招待し、各市長みずからトップセールスによる本地域の魅力をPRしてまいりました。 今回の説明会には、五市の宿泊施設など民間事業者も同行しており、商談会の席では旅行商品造成に向けたより具体的な情報提供ができるとともに、台湾の旅行事情や顧客ニーズをつぶさに収集把握することができました。 一方、台南市では台湾国際教育旅行連名の両理事長と面談し、本連携会議の重点項目として掲げる教育旅行誘致について意見交換をし、総客に対する旅行要請を行ってきたところであります。 また、台南市旅行公社の王理事長との面談では、さきの市民交流促進協定締結を契機に、政府共催で十二月に開催される台南市国際旅行博TTFへの参加要請を受けております。今後も本地域への旅行商品の造成に向け、行政・民間が一体となって取り組みを進めてまいりたいと考えております。 次に、商工物産関係ですが、去る七月十九日から十日間にわたり、平戸市物産振興協会が中心となった平戸市・台南市交流促進協会による平戸美食展が台南市内にありますランディスホテルにおいて開催されました。平戸美食展は、平戸美食フェアと平戸物産展の二本立てで企画され、七月十三日の鄭成功記念館のオープニング前日に締結されました平戸と台南の市民による交流促進協定締結を受けての第一弾となるイベントでした。 平戸美食フェアでは、平戸市内のホテルの料理長とランディスホテルの料理人で共同開発した九品目の料理をバイキング方式により提供するもので、平戸物産展には市内の水産加工品や酒類、菓子類など取り扱う七業者が出展しました。私も初日のオープニングセレモニーに西川県議会議員、藤沢観光協会長、松岡商工会議所会頭らと出席し、今回の開催に激励の言葉を送ってまいりました。 台湾からも台南市の顔副市長を初め、多くの団体、マスコミ関係者等が集まり、盛大なセレモニーとなりました。今回の取り組みを通じて、より多くの台南市民に平戸市を理解いただき、今後のさらなる交流、物産の取り引き等につながるよう期待しているところであります。 次に、去る七月二十二日に西九州自動車道松浦佐々間に関する都市計画の案が長崎県都市計画審議会において承認され、国土交通大臣の同意を得て七月三十日に都市計画決定されました。今後は、平成二十六年度事業化に向けて市議会議員及び関係機関の御協力をいただきながら、国に対し強く要望していきたいと考えております。 次に、七月二十三日から二十五日にかけて、大島村において県内の小中学生を対象に日本の宝「しま」体感交流事業が開催されました。県内各地から集った五十名の子供たちは、大島の自然や歴史遺産に触れながら釣り体験などを通じて島の魅力を再認識するとともに、地元の人々との交流を深めました。今後は、子供たちにたくましさを身につけさせ、地域の活性化につながる事業として再検証を行い、次回の事業に生かしてまいりたいと考えております。 また、七月二十四日から二十六日にかけて、平戸高島サバイバル塾が二泊三日で開催されました。今回も邑上先生を塾長とする自然遊学塾の御協力により、高島とその周辺の自然環境の中で自然体験や共同生活、地域の人々との交流を目的に開催いたしました。 当初、不安を抱えながら参加した三十一名の子供たちも、暑さや辛さを乗り越えることにより、最終日には見違えるほどたくましく成長した姿を見ることができました。今回の結果をさらに検証し、次年度以降の継続した取り組みに生かしてまいりたいと考えております。 次に、ひらどキャラクターまちなかにぎわい事業についてですが、七月二十七日から九月一日まで、好例の夏休み特別企画として「平戸貿易物語」と題したスタンプラリーを実施しました。鄭成功記念館の開館、平戸英国商館設置四百周年記念事業のPRを含め、商店街や観光施設を歩いてめぐる参加型イベントには、期間中は約六千人の参加者があり、そのうち千三百人以上がゴールをしております。 このイベントに賛同し、連携した各商店からは、特別企画に参加するお客様が来店され、店内での会話もはずみ、売り上げにつながったとの意見もいただいております。真夏の炎天下の中でキャラクターに扮する若者の頑張りが、まちなかににぎわいをもたらしてくれたものと高い評価をいただいております。 次に、去る七月二十八日、グローバルウインドデイin生月を生月地区で開催いたしました。これは、世界風力会議が実施している毎年六月十五日のウインドデイにあわせたイベントであります。当日は気温が高くなったものの、二十三組、六十名の参加があり、風力発電所の見学や山頭草原での風車弁当の昼食、風車の製作過程のDVD鑑賞や風車の三択問題、さらにペットボトルでの風力発電キットの作製を行いました。夏休み中でもあり、子供たちもいろいろなことに興味を示し、親と子のきずながさらに強まったものと感じております。 次に、新たな指定文化財について御報告いたします。八月一日付で沖禎介居宅方のオオイヌマキ、山田のサザンカを市指定の天然記念物として指定いたしました。今後は平戸固有の歴史・自然・文化のシンボルとして大切に保護に努めてまいりたいと考えております。今回の指定により、市内の文化財は国指定、選定、選択文化財十六件、県指定文化財六十一件、市指定文化財百一件、国登録文化財二十六件となりました。 次に、八月二日から四日までの三日間、平成二十五年度全国高等学校総合体育大会相撲競技が平戸文化センターで開催されました。各県代表の精鋭が集まり、団体戦四十八チーム、個人戦百四十二名の参加のもと、見応えのある戦いが繰り広げられました。 全国規模の大会だけに、不測のトラブルが懸念されましたが、おかげさまで競技団体や高校生、市職員の御協力により、スムーズな大会運営を実現することができ、全国高体連相撲専門部や日本相撲連盟からは、非常にすばらしかったとのお褒めの言葉をいただきました。 大会では、残念ながら長崎県勢の上位進出にはなりませんでしたが、群を抜いた強さを誇る埼玉栄高校が優勝、ねばり強さで勝ち抜いた鳥取城北高校が準優勝という結果に終わりました。 大会期間中、選手や監督は木引田町、宮の町商店街によるコックスフェスタにも多数繰り出していただき、ひときわ目立つ大きな姿でまちのにぎわいに一役買っていただいたようでございます。商店街では、こうしたスポーツイベントとまちのイベントとの連携の重要性を改めて感じており、今後のまちづくりにも大きな手応えと示唆を得たものと思っております。 八月二十五日には、来年の長崎がんばらんば国体相撲競技のリハーサル大会として、第五十二回全国教職員相撲選手権大会が開催され、総勢十四チームによる迫力ある試合が展開されました。この大会は、来年度の国体本番に向けた事実上のプレ大会でしたので、本番さながらの人員体制と競技運営になりました。おかげさまで大きなトラブルもなく、運営面での大きなかぎを握る放送の順調な仕上がりに大会事務局ともども自信を深めたところです。 試合結果は、松永六十四選手率いる長崎県チームが大会二連覇を果たし、準優勝には大分県チームが輝きました。また、個人戦においても松永選手が圧倒的な強さで優勝し、同じ長崎県チームの野田選手も第三位に輝きました。これから来年の国体に向け、さらに実践を積みながら万全な体制を構築し、機運を盛り上げていきたいと考えておりますので、議員並びに市民の皆様にも、各種大会への御支援と御協力をお願いいたします。 次に、東京港区青山にありますホテルフロラシオン青山における平戸産品を活用したランチメニューの提供についてですが、これは今年度の東京都を中心とした首都圏への販路拡大事業の一つであります。服部栄養専門学校と連携し、平戸産品を活用した料理開発やホテル飲食店でのフェア開催事業の一環で、ランチメニューを八月の一ヵ月間提供し、平戸産品の知名度アップとブランド力向上とフェア開催後の産品取り引きへつながることを目的に開催したものであります。 八月二日の試食会には、東京平戸北松会を初め、猶興館高校同窓会東京支部、東京平戸高校同窓会、マスコミ関係者の方々に参加いただきました。参加いただいた皆様からは、「東京でこのように平戸の素材が味わえるのはとてもうれしい」「知人にも紹介ができるので、今後も積極的に行ってほしい」「平戸が盛り上がることなら協力するので、いつでも連絡してもらいたい」など、たくさんのありがたいお言葉をいただいております。これを契機に、今後も首都圏における消費者の平戸産品に対する反応や動向を把握し、次なる展開に生かしていきたいと考えております。 次に、福岡の大手学習塾英進館の受け入れについてですが、七月二十五日から八月二十九日までの間、勉強合宿と体験型の企画合宿が開催され、九州地区はもとより、遠くは広島から約千八百名の小中学生が参加しました。 この企画合宿では、本市の魅力である海、島を生かした生月での和船釣り船大会、度島、大島、高島での島体験など、新たなプログラムを組み、受け入れを行っております。参加した子供たちからは、また来年も平戸に来ますといった声も聞かれ、平戸の魅力を存分に満喫した子供たちがリピーターとして平戸を訪れてくれることを願っているところであります。 今回の合宿では、関係者を含めると延べ宿泊客数は約五千三百人となっております。特に、体験型の企画合宿では、宿泊代はもとより、体験手数料や観光施設の入場料、土産品の購入など、地元への経済波及効果は大きなものであったと捉えており、今後継続して開催できるよう、受け入れ体制の整備など関係者との連携を図りながら、誘致に努めてまいりたいと考えております。 次に、東中山工業用地の残地四千二百平方メートルにおける太陽光発電所建設計画についてですが、去る八月八日に事業者、関係者による安全祈願祭が行われ、今月から現場着工の運びとなっております。これにより市が保有する全ての工業団地は企業用地として利用がなされることになりました。 次に、平戸英国商館設置四百周年記念事業についてですが、八月二十日から「平戸の宝」展と銘打ち、英国ケント州メイドストン市にあるメイドストン博物館にて四百周年記念特別展が十一月二日まで開催されており、松浦資料博物館の貴重な資料がはるばる海を越え紹介されております。武家茶道鎮信流の皆様が、三浦按針が洗礼を受けたメドウェイ市のセントメアリーマグダレン教会において按針に献茶するイベントや、アダムスフェスティバルでは、茶を通し日本の文化を紹介する呈茶を実施するなど、英国側との連携事業も予定されております。 市内においても、イギリス関連史跡をめぐる「さるく事業」や食をテーマとしたイギリスを味わう事業などに通年事業が展開されております。 また、木引田町の空き店舗を活用した拠点施設officeクローブ号を舞台に、英会話のワークショップや子供たちを対象としたショーイベント、木引田町青年会主催によるまちゼミが実施されており、商店街振興策を模索する事業も市民主導で展開されております。 先週八月二十九日には、三浦按針にゆかりのある4市で構成する按針プロジェクト連携協議会において、五月のサミット開催時に表明したとおり、按針と家康を題材とした大河ドラマ化に関する要望書を東京渋谷のNHK放送センターへ提出し、大河ドラマ化に向けた要望活動を実施したところであります。 次に、去る八月二十日、本市において第百十三回長崎県市長会が開催されました。県内の十三自治体の市長が出席し、国及び県に対する都市財政の拡充強化、高速道路網等の整備促進、農林水産業の振興等に関する提言について審議を行ったところであります。 また、今回は合併算定替え終了後の新たな財政支援措置と、漁業燃油高騰対策のさらなる充実を求める決議を全会一致で行ったところであります。 次に、世界遺産登録を目指す長崎の教会群とキリスト教関連遺産についてですが、これまで長崎県世界遺産登録推進会議や関係する県内五市二町及び熊本県や天草市と連携を図るとともに、長崎県世界遺産登録推進県民会議においても、国に対して強く働きかけてまいりましたが、去る八月二十三日、文化庁からの推薦候補を審議する国の文化審議会世界文化遺産特別委員会が開催され、本県が求めていた長崎県の教会群とキリスト教関連遺産の推薦が正式に決定されました。 しかし、世界文化遺産への推薦が一国当たり一年に一件となったことから、これから政府によるユネスコへの推薦枠をめぐり、同じく内閣府が推薦候補として決定した明治日本の産業革命遺産、九州山口の関連地域とのせめぎ合いとなります。ぜひとも、新都発見百五十年という節目である平成二十七年度登録に向けて、政府において推薦決定していただくよう本県選出の国会議員団とも連携しながら強力に働きかけを行ってまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても引き続き御支援賜りますようお願いいたします。 また、これに関連し、八月五日には、長崎県議会総務委員会一行が田平天主堂の視察に訪れ、改めて後世資産の保存管理の重要性について再認識し、長崎県と連携して支援していくことを確認したところであります。 次に、定住促進についてですが、本市は、現在実施しております、いなか暮らし体験ツアーの改良版として、個人の都合にあわせて、いなか暮らしを体験できるいなか暮らしお試しステイプログラムを九月からスタートしております。 この事業を推進するに当たって、八月二七日、いなか暮らしを希望する方の相談役として、先輩移住者六名の方を田舎暮らしサポーターとして認定証を交付するとともに、支援の宿として民泊の宿十一件と三件の民宿、ホテルを登録したところであります。 次に、去る八月二十八日、平戸文化センターにおいて、学校における食育推進の重要な役割である学校給食のあり方について研究討議を行い、給食関係者の資質の向上などを図ることを目的に、平成二十五年度長崎県学校給食研究協議大会平戸大会が開催されました。県内各地より約五百名の給食関係者が集い、心身ともに健康な子供を育む食育の推進と学校給食の役割を改めて再認識したところであります。 次に、ブランド化推進協議会による年間を通したギフトカタログ平戸じげもんうまかもんギフトについてですが、これまで、夏、冬、年末の、酒の肴など期間限定のギフトカタログで多くの顧客を獲得し、高い実績を挙げております。 そこで今後は、年間を通してさまざまな進物、贈答品に平戸産品を利用いただけるよう通年ギフトカタログを製作し、この夏から取り扱いを始めているところであります。 本市の歴史や素材を生かした飛び切りうまい商品を一同に集め、年間を通して、平戸ブランドとしてお届けできますので、皆様におかれましてもぜひ御活用いただきますようお願い申し上げます。 また、この通年ギフトを活用し、ふるさと納税と組み合わせ、寄附金額に応じてポイントをふやし、そのポイントに応じて平戸特産品を通年ギフトカタログの中から選んでいただくふるさと納税カタログ制度を八月から開始しました。この制度開始にあわせて、全国自治体のふるさと納税の得点を紹介するポータルサイトに掲載を行った結果、新規の方から二十七件、金額にして六十七万円の寄附がよせられているところであり、開始後わずか一ヵ月で、昨年度の寄附件数三十六件を上回る実績となったところであります。 次に、肉用牛の振興についてですが、昨年十月に開催された第十回全国和牛能力共進会長崎県大会における本県代表牛の好成績を受け、平戸口中央家畜市場における子牛価格が依然として高値傾向で取り引きされており、七月の競り市では、一頭当たりの平均価格が四十九万九千円となっております。そうしたことから引き続き放牧等による生産コストの引き下げや、優良繁殖雌牛の増頭に対する支援を行い、規模拡大とあわせて市場性の高い子牛の確保に努めてまいります。 次に、オランダとの交流についてですが、今月六日から十七日までの約二週間の日程で、姉妹都市でありますオランダ王国のノールトワイケルハウト市レーウェンホルスト校から、十二名の高校生が本市を訪問します。生徒たちは平戸市内三高校の学生と各学校の授業体験やホームステイで短期留学による交流を行う予定であります。 次に、大学との連携についてですが、地域資源の活用、伝統芸能の保存及びイベント等の人的資源などについて大学側と協議を行ってまいりました。 このたび、県内にあります長崎県立大学及び長崎国際大学の二校と協議が調いましたので、来る九月二十日市役所におきまして、大学と平戸市との包括締結に関する協定を締結することにしております。 次に、市政懇談会についてですが、去る七月十一日の中部地区を皮切りに田助地区を残し、十回にわたって市政懇談会を開催したところであります。今年度のテーマは、平戸市総合計画の見直しに伴う意見交換でありましたが、市民の皆様からは、市政に対する積極的な御意見を種々いただき、今後の計画に反映してまいりたいと考えております。なお、大変お忙しい中、参加していただいた議員各位につきましては、この場をお借りしてお礼を申し上げます。 次に、本市の財政状況につきまして御説明いたします。 平成二十四年度一般会計決算では、行政経費の節減や財源確保に最大の努力をする中での収支のめどをつけ、一億五百二十六万三千円の実質収支となっております。 財政健全化判断比率では、実質赤字及び連結実質赤字も発生しておらず、実質公債費比率及び将来負担比率も市債の繰上償還の実施などから着実に減少しております。 また、平成二十四年度末、地方債現在高は二百八十二億五千三百三万二千円と、五億八千二百六十三万六千円の減少、実質公債費率も一一・三%と一・三ポイント改善しております。 このように市債の繰上償還、職員の削減及び経常経費の削減、節減などの効果により財政状況は好転してきております。 しかしながら、平成二十八年度からの普通交付税の合併算定替え措置の提言などを考慮すると厳しい財政運営には変わりがなく、事務事業の見直しはもちろんのこと、自主財源の確保、起債の抑制、経常経費の節減など継続した行財政改革への取り組みが必要であると考えております。 それでは、提案いたしております各議案について、順次その概要を御説明いたします。 報告第七号「専決処分の報告について」は、地方自治法第百八十条第一項の規定により、市長において専決処分ができる事項として指定された法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分をしたので、同法第百八十条第二項の規定により議会に報告するものであります。 報告第八号「平成二十四年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」は、地方公共団体の財政健全化に関する法律第三条第一項及び第二十二条の第一項の規定に基づき、平成二十四年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について議会に報告するものであります。 報告第九号「平成二十四年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の報告について」は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十七条第一項の規定により、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等について議会に報告するものであります。 議案第六八号から議案第七九号での十二件は、平成二十四年度の一般会計、各特別会計及び各企業会計の決算について議会の認定に付するものであります。 各会計の決算の概要を申し上げますと、一般会計は行政経費の節減や財源確保に最大限努める中で収支のめどをつけ、歳入総額二百四十九億三千九百五十八万円、歳出総額二百四十六億三千五百九十八万円で、歳入歳出差し引き三億三百六十万円から繰り越すべき財源一億九千八百三十三万七千円を差し引いた一億五百二十六万三千円の実質収支となっております。 給与管理特別会計は、歳入歳出決算総額三十四億七百八十七万八千円となっております。 国民健康保険特別会計の事業勘定は、歳入総額五十五億一千百五十九万五千円、歳出総額五十三億四千八百五十七万六千円で、歳入歳出差し引き一億六千三百一万九千円の実質収支となっております。また、度島直営診療施設勘定は、歳入歳出決算総額六千九百四十六万三千円、大島直営診療施設勘定は歳入歳出決算総額一億一千九百十九万八千円となっております。 後期高齢者医療特別会計は、歳入総額四億二百五十六万八千円、歳出総額四億三十万七千円で、歳入歳出差し引き二百二十六万一千円の実質収支となっております。 介護保険特別会計の保険事業勘定は、歳入総額三十七億四千三百七十五万九千円、歳出総額三十七億二千九百四十九万三千円で、歳入歳出差し引き一千四百二十六万六千円の実質収支となっております。サービス事業勘定は、歳入歳出決算総額二千八百万四千円となっております。 農業集落排水事業特別会計は、歳入歳出決算総額一千三百三十九万一千円、宅地開発事業特別会計は、歳入総額一千七十二万五千円、歳出総額一千七十二万一千円で、歳入歳出差し引き四千円の実質収支となっております。 あづち大島いさりびの里事業特別会計は、歳入歳出決算総額一千百十三万三千円、電気事業特別会計は、歳入歳出決算総額一千九百三十八万七千円となっております。 水道事業会計は、収益的収支の収入総額八億五千六百十万六千円、支出総額八億四千四百四万二千円で、差し引き一千二百六万四千円の利益で、税抜き後の純利益が四百五十七万五千円となっております。資本的収支では、収入総額二億二千百九十八万九千円に対し、支出総額四億四千五百五十九万円で、収支不足額二億二千三百六十万一千円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額七百三十八万九千円、過年度分損益勘定留保資金一億二千七百四十五万五千円及び当年度分損益勘定留保資金八千八百七十五万七千円で補填しております。 病院事業会計は、収益的収支の収入総額二十三億四千六百三十万八千円、支出総額二十二億四千三百五万九千円で、差し引き一億三百二十四万九千円の利益で、税抜き後の純利益が八千七百五十八万七千円となっております。資本的収支では、収入総額一億六千五百九十二万七千円、支出総額二億二千三百六十三万六千円で、収支不足額五千七百七十万九千円は、過年度分損益勘定留保資金で補填しております。 交通船事業会計は、収益的収支の収入総額及び支出総額とも一億八千六百三十六万三千円となっております。資本的支出では、支出総額二千五百一万四千円で、収支不足額二千五百一万四千円は、過年度分損益勘定留保資金で補填しております。 あわせて、決算に係る監査意見書、財産に関する調書、主要な施策の成果についての報告書及び基金運用状況報告書を添えておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 議案第八〇号「平戸市観光交通ターミナル条例の制定について」は、平成二十三年度から旧平戸市港湾ターミナルビル跡地に建設を進めておりました平戸市観光交通ターミナルが、平成二十六年四月一日から供用を開始されることに伴い、公の施設の設置及び管理について、地方自治法第二百四十四条二第一項の規定により条例を制定するものであります。 議案第八一号「平戸市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、平戸市職員倫理条例の制定に伴い、職員倫理審査会委員の報酬及び費用弁償について規定する必要があることなどから条例の一部を改正するものであります。 議案第八二号「平戸市職員倫理条例の制定について」は、去る六月六日に本市職員が公契約関係競売等妨害の疑いで逮捕され、その後、収賄容疑で起訴されたことを受け、このような不祥事の再発防止策の一環として、職員の職務執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くような行為を防止し、公務に対する信頼を確保することを目的として条例を制定するものであります。 議案第八三号「平戸市税条例の一部改正について」及び議案第八四号「平戸市国民健康保険税条例の一部改正について」は、地方税法の一部を改正する法律が平成二十五年三月三十日に交付、同年四月一日から施行され、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成二十五年六月十二日に公布されたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第八五号「平戸市債権管理条例の一部を改正する条例の一部改正について」は、地方税法の一部を改正する法律が平成二十五年三月三十日に交付、同年四月一日から施行され、延滞金及び還付加算金の利率が引き下げられたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第八六号「平戸市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について」は、長崎県福祉医療費補助金実施要綱が改正されたことに伴い、身体障害者手帳三級及び療育手帳B一の後期高齢者医療保険適格者に係る医療費助成が新たに補助対象となるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第八七号「平戸市田平町福祉保健センター条例の一部改正について」は、保健センターが平戸市田平福祉保健センターに移転することに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第八八号「平戸市子ども・子育て会議条例の制定について」は、子ども・子育て支援法が平成二十四年八月二十二日交付され、地方自治体による子ども・子育て支援事業計画策定が義務づけられたことに伴い、子ども・子育て会議を設置するため、条例を制定するものであります。 議案第八九号「平戸市水産基盤整備事業分担金徴収条例の一部改正について」は、対象事業の名称が国の制度改正により変更になったため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九〇号「平戸市文化財保護条例の一部改正について」は、指定文化財とは異なる観点から平戸市認定文化財という新しい枠を設け、これらを認定し、地域の中で末永く保護していくため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九一号「平戸市水道事業給水条例の一部改正について」は、水道料金について、平成二十六年四月一日から料金改定を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九二号「平戸市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」及び議案第九三号「平戸市立病院使用料等条例の一部改正について」は、保健センターが平戸市田平福祉保健センターに移転することに伴い、平戸市訪問介護ステーション事業を平戸市市民病院事業として実施するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第九四号「平成二十五年度平戸市一般会計補正予算(第三号)」は、歳出で、平成二十四年度決算に伴う決算剰余金処理としての減債基金積立金、離島の農水産物の輸送経費に対して助成する離島輸送コスト支援事業、六月の梅雨前線豪雨による農地等災害復旧事業の増額が主なもので、歳入では、国庫支出金、県支出金、繰越金、市債などを見込み、収支を合わせて二億三千六百五十万九千円を増額し、補正後の予算総額は二百三十二億七百九万五千円となっております。 議案第九五号「平成二十五年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第一号)」は、事業勘定において、平成二十四年度の決算剰余金の財政調整基金への積立金が主なもので、収支を合わせて一億二千五十万九千円を増額し、補正後の予算総額は五十四億七千百六十四万九千円となっております。 議案第九六号「平成二十五年度平戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)」は、平成二十四年度分の保険料のうち平成二十五年の四月、五月分に収納した保険料を広域連合へ納付するもので、収支を合わせて二百二十六万一千円を増額し、補正後の予算総額は四億七百二十万八千円となっております。 議案第九七号「平成二十五年度平戸市介護保険特別会計補正予算(第一号)」は、保険事業勘定において、前年度繰越金の介護給付費準備基金への積み立て及び支払い基金交付金、国・県支出金等の精算返還金並びに交付金で、歳入歳出それぞれ一千五百三十一万円を増額し、補正後の予算総額は三十九億九千五百五十七万二千円となっております。 議案第九八号「平成二十五年度平戸市病院事業会計補正予算(第一号)」は、収益的収入及び支出において、通所リハビリテーション施設の施設改修費が主なもので、収支を合わせて一千九百万円を増額し、補正後の収益的収入及び支出予定額は二十三億九千百万円となっております。 また、資本的支出において、同じく通所リハビリテーション施設における医療機器等整備を行うもので、三千万円を増額し、補正後の資本的支出予定額は三億五千百三十九万四千円となっております。 議案第九九号「工事請負契約の変更について」は、市道堤線道路改良工事の請負変更契約を締結するにあたり、地方自治法第九十六条第一項第五号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。 議案第一〇〇号及び議案第一〇一号「公有水面埋立免許出願に係る意見について」は、長崎県知事より公有水面埋め立てについての意見を求められましたので、答申について議会の議決をお願いするものであります。 以上をもちまして、提案しております諸議案についての説明を終わります。 内容の詳細については、各担当部局長より御説明申し上げますので、何とぞよろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  市長の提案理由の説明が終わりましたので、これより議案説明を行います。 まず、報告第七号の説明を求めます。 ◎建設部長(白鞘敏夫君)  皆さん、おはようございます。 報告七号「専決処分の報告について」御説明いたします。 地方自治法第百八十条第一項の規定により、市長において専決処分することができる事項として指定された法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について、次のとおり専決処分したので、同法第百八十条第二項の規定により報告するものでございます。 今回、専決処分いたしましたのは、平成二十五年六月五日、市道西の久保一号線で発生しました車両事故について、示談による和解及び損害賠償を行ったものであります。損害賠償の額、事故の概要等につきましては記載のとおりでありますのでよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(住江高夫君)  ただいまの報告第七号に対し、質疑がありましたらお願いします。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(住江高夫君)  ありませんね。それでは、報告第七号については、これをもって報告済みといたします。 次、報告第八号の説明を求めます。
    ◎総務部長(尾上輝義君)  おはようございます。 報告第八号「平成二十四年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」御説明を申し上げます。 本報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第三条第一項及び第二十二条第一項の規定に基づき、監査委員の審査に付して、その意見をつけて報告するものであります。 それでは、本法に沿いまして、本市の状況について御説明を申し上げます。 一ページをお開き願います。まず、健全化判断比率でございますけれども、一般会計での実質赤字、特別会計及び公営企業会計を含めた連結赤字につきましては発生をいたしておりません。 実質公債費比率は一一・三%であり、前年度の一二・六%と比較しまして一・三ポイント改善しておりまして、また、将来負担比率は五六・五%でありまして、前年度の七四・九%と比較いたしまして一八・四ポイント改善をいたしております。 このように、両比率とも早期健全化基準内でございますので、財政健全化計画、財政再生計画の策定義務はございません。 なお、実質公債費比率にありましては、地方債の返済額等の大きさを指標化したものでございまして、将来負担比率にあっては、地方債残高あるいは債務負担行為、そして企業等への繰り出しなど、将来負担すべき負債額の残高を指標化したものであります。これらの指標を注視しながら、効率的な持続可能な財政運営に努めてまいりたいと思います。 また、資金不足比率につきましては、各会計を列記いたしておりますけれども、特別会計にあっては、資金不足額が一般会計から補填されているため、実質収支において赤字額は発生をいたしておりません。 なお、公営企業におきましても、独立採算制の原則のもと、公共性と経済性が求められるものでございまして、健全経営に努めた結果、資金不足は発生をいたしておりません。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  ただいまの報告第八号に対し、質疑がありましたらお願いします。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(住江高夫君)  ありませんね。それでは、報告第八号については、これをもって報告済みといたします。 次、報告第九号の説明を求めます。 ◎教育次長(松田隆也君)  おはようございます。 報告第九号「平成二十四年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の報告について」御説明申し上げます。 これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十七条第一項の規定により報告するものでございます。 報告の内容でございますが、平成二十四年度に執行した事務事業について点検評価を行い報告するもので、大項目といたしまして、まず二ページの(一)の教育委員会の活動、それから三ページの(二)教育委員会が管理、執行する事務、それから七ページの(三)教育委員会が管理、執行を教育長に委任する事務の三項目につきまして、それぞれ評価を行っております。 中でも三番目の教育委員会が管理執行、教育長に委任する事務につきましては、これまでの議会からの指摘や反省に立ちまして、平成二十四年度に実施した事務局内の各課の事務について、教育振興基本計画の施策ごとに整理した上で、できるだけ多く取り上げ、しかも実施時期と内容等に区分して掲載し、それぞれの項目における自己点検評価につきましては、内部協議、それから教育委員会の審査を経て、ちょっと戻りますが三ページ中ほどに評価の基準として記載しておりますとおり、一「できている」、二「おおむねできている」、三「もう少し」の三段階で評価をさせていただいております。 そして、十七ページには、さきに述べました三つの項目に対する総合評価を掲載してございます。 なお、二十六ページからは、自己評価以外に外部有識者からの知見を加えまして、平戸市の教育行政に造詣が深いお二人からの意見書を添付させていただいておりますので、ごらんいただきますようにお願いいたします。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  ただいまの報告第九号に対し、質疑がありましたらお願いします。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(住江高夫君)  ありませんね。それでは、報告第九号については、これをもって報告済みといたします。 次、議案第六八号の説明を求めます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  議案第六八号「平成二十四年度平戸市一般会計決算認定」につきまして御説明を申し上げます。 今回提案いたしております平成二十四年度の決算につきましては、それぞれ監査委員の審査を受けまして、その意見をいただきましたので、地方自治法第二百三十三条第三項の規定に基づきまして、監査委員の審査意見書をあわせて提出いたしまして、議会の認定をお願いするものでございます。 なお、各課所管に係る事務事業等につきましては、地方自治法第二百三十三条第五項の規定に基づき、別冊といたしまして、決算に係る主要な施策の成果についての報告書を添付いたしておりますので御一読をお願いいたしたいと思います。 それでは、平成二十四年度の決算内容につきまして御説明を申し上げます。 まず、決算書の冊子一ページ、二ページをお開き願います。 本表は、平成二十四年度平戸市各会計歳入歳出決算別の決算総括表であります。このうち一般会計では、予算現額二百七十億六千五百十九万一千円に対し、歳入決算額は二百四十九億三千九百五十八万百九円、歳出決算額は二百四十六億三千五百九十八万百八十四円でございます。 この結果、歳入決算額から歳出決算額を差し引きました歳入歳出決算残額は三億三百五十九万九千九百二十五円となります。この決算残額につきましては翌年度へ繰り越すことになります。 続きまして、歳入につきまして御説明を申し上げます。 五ページをお開き願います。歳入合計の欄で、調定額二百六十一億一千六百八十万六千四百三十円に対し、収入済み額は二百四十九億三千九百五十八万百九円、不納欠損額四百九十万八千五百四十四円でございます。 四ページに記載をいたしております市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税及び負担金を、それぞれ不納欠損処分しております。 次、六ページの収入未済額でございますけれども、合計が十一億七千二百三十一万七千七百七十七円でございます。収入未済額のうち、平成二十三年度繰越明許費設定によります特定財源九億九千六百五十一万一千八百四十九円を除きます実質的な収入未済額は一億七千五百八十万五千九百二十八円となっております。 次、歳出につきまして御説明を申し上げたいと思います。九ページをお願いいたします。 歳出合計の欄で、予算現額二百七十億六千五百十九万一千円に対しまして、支出済み額は二百四十六億三千五百九十八万百八十四円となっております。予算現額から支出済み額を差し引いた額が二十四億二千九百二十一万八百十六円となりまして、平成二十四年度繰越明許費設定によります翌年度繰越額が二十一億一千九百九十四万八千円でございますので、不用額が三億九百二十六二千八百十六円となります。 したがいまして、欄外に記載しておりますように、歳入歳出差し引き残額は三億三百五十九万九千九百二十五円となりますけれども、繰越明許費設定によります翌年度へ繰り越すべき一般財源が一億九千八百三十三万六千百五十一円でございますので、実質収支は一億五百二十六万三千七百七十四円となります。 なお、千円単位でございますけれども、十一ページの実質収支に関する調書を御参照いただきたいと思います。 続きまして、一般会計歳入歳出決算事項別明細書により御説明を申し上げたいと思います。 十三ページからの歳入をお開き願います。 歳入につきましては、予算現額、調定額、収入済み額、不納欠損額、収入未済額を列記いたしておりますので、それぞれの各節ごとの内容につきましては、一番右欄になりますけども、備考に記載をしているとおりでございますので、一部説明を省略しながら、主な内容等について簡潔に御説明をいたしますので、御了承のほどよろしくお願いいたします。 それでは、十三ページ、十四ページにかけての一款市債の収入済み額でございますが、二十七億一千六百八十五万一千七百八十五円でございます。 なお、不納欠損額四百六十三万六千四十四円の内訳につきましては、一款一項一目市民税、二項一目固定資産税、三項一目軽自動車税、六項一目都市計画税であります。 また、収入未済額一億二千六百八十一万三千五百四十五円の内訳につきましては、一項市民税、二項固定資産税、三項軽自動車税、六項都市計画税となっておるとこであります。 次に、十五ページの二款地方譲与税から、十七ページになりますけれども、十款交通安全対策特別交付金につきましては、総務大臣等からの交付決定によるものでございます。 このうち、十七ページでありますけれども、九款地方交付税は百十億百四十一万三千円でございまして、内訳は普通交付税が九十四億八千八百三十六万七千円で、前年比一億一千七百二十四万一千円の減、特別交付税は十五億一千三百四万六千円でありまして、前年度に比べ三千百五十一万一千円の増となっておるとこであります。 次に、十一款分担金及び負担金につきましては、備考に記載しております各種建設事業費等に対する分担金、各種福祉施設入所者負担金となっております。 なお、一項分担金の収入未済額七百四十九万三千円につきましては、平成二十四年度繰越明許費設定による翌年度繰越分となっておるとこであります。 次に、十九ページでありますけども、二項負担金の収入未済額一千三十八万一千二百九円でありまして、二節の児童福祉費負担金の保育所入所児童保護者負担金の未収分となっております。 次に、十二款使用料及び手数料につきましては、使用料条例、あるいは使用料条例等に基づき収入するものでございまして、内容につきましてはそれぞれ備考欄記載のとおりであります。 なお、一項使用料の収入未済額一千十七万七千二百六十九円の主なものにつきましては、ページ飛びますが、二十二ページの、五目四節住宅費使用料の公営住宅使用料となっておるとこであります。 次に、二十五ページをお願いいたします。十三款一項国庫負担金につきましては、各種福祉サービス、保育所運営費、生活保護費、災害復旧費等に対する国の負担金でありまして、内容は備考欄に記載のとおりであります。 次、二十七ページの二項国庫補助金につきましては、障害者福祉、児童福祉など各種福祉事業費、浄化槽設置整備事業などの衛生事業費、道路、都市計画、住宅、消防などの各種建設事業費、学校施設整備事業、文化財保護などに対する国の補助金でありまして、内容は備考欄記載のとおりであります。 なお、国庫支出金の収入未済額五億九百四万七千円でありますけども、これは平成二十四年度繰越明許費設定による翌年度繰越分で、内訳につきましては、公共土木施設、農林水産業施設、公立学校施設などの災害復旧事業、道路新設改良事業費、まちづくり総合整備事業費、まちなみ環境整備事業費、小中学校施設整備事業費、社会教育施設整備事業費などでございます。 次、三十五ページをお願いいたします。三十五ページになりますけども、三項の委託金でありますが、内容は、外国人登録事務費及び基礎年金等事務費交付金等でありまして、内容は備考記載のとおりであります。 次、三十七ページからの十四款一項県負担金につきましては、各種福祉事業費、権限移譲に係る県負担金等でありまして、内容は備考記載のとおりであります。 次、飛びますが、四十三ページをお願いします。四十三ページ、二項県補助金につきましては、国土調査費、福祉医療費助成に係る事業など各種福祉事業費、農林水産業、商工、教育などの各種振興対策事業費及び漁港、土木などの建設事業に係るものでありまして、内容は備考欄記載のとおりであります。 なお、収入未済額四億九千六百十六万五千七百七十四円につきましては、繰越明許費設定によります翌年度繰越分でありまして、地域介護、福祉空間整備事業、耕作放棄地解消総合対策事業、農村災害対策事業、漁港施設整備事業、農地等災害復旧事業費等となっておるとこであります。 次、五十七ページをお願いします。五十七ページ、三項委託金の主なものといたしましては、個人県民税徴収取扱費交付金、衆議院議員総選挙費、各種統計調査費など県の委託事務費及び権限移譲事務費等でございまして、内容は備考欄記載のとおりであります。 次、六十一ページでありますけども、十五款一項財産運用収入は、普通財産等の貸し地料、市有家屋及び教職員住宅貸し家料並びに土地開発基金など各種基金の預金利子等でございます。なお、一目財産貸付収入の収入未済額十一万円でありますけども、これは普通財産の貸し付けに係る未収となっておるとこであります。 次、六十三ページでありますが、二項一目不動産売り払い収入につきましては、市有地の売却に係るものであります。 次、十六款寄附金でありますが、これはいずれもの篤志家からの各種基金等への寄附をいただいたものでございまして、内容は備考欄記載のとおりでございます。 次、六十五ページから六十九ページになりますけども、十七款一項基金繰入金であります。各種基金の事業目的ごとの繰入金をしたものでございます。 次、六十九ページ、二項一目他会計繰入金につきましては、介護保険特別会計及び病院事業会計、宅地開発事業会計、水道事業会計からの繰入金でございます。 次、十八款繰越金でありますけれども、平成二十三年度決算の実質収支による繰越金四億五千百七十万五千六百六十五円と平成二十四年度への繰越明許繰越金一億一千二百九十三万八千四百六十五円となっております。 次に、十九款諸収入のうち、七十一ページでございますけど、三項貸付金元利収入につきましては、企業会計貸付金及び事業目的別の貸し付けに対する元利収入でありまして、収入未済額につきましては、二目の災害援護資金貸付金元利収入の未収分となっております。 次に、五項雑入でありますけども、各節の区分及び備考に記載をしておりますけれども、収入未済額の八百一万七百円の主なものでありますけれども、生活保護費第六十三条及び第七十八条の返還金、児童扶養手当返還金等となっておるとこであります。 次、七十五ページをお願いいたします。二十款市債の内容でございますが、これは各種建設事業等に対するそれぞれの起債充当、目的別ごとに借り入れをした額で、備考欄記載のとおりでございます。 以上が歳入の説明の内容であります。 次に、引き続きまして、八十五ページからになりますけれども、最後三百五十六ページまでございますが、歳出につきまして、それぞれの担当所管部局長から御説明いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 なお、所管に係る事務事業等につきましては、別冊で、冒頭申し上げました決算に係る主要な施策の成果についての報告書を配付させていただいておりますので、御一読方お願いを申し上げたいと思います。 それでは、初めに八十五から八十八ページにかけますけれども、一款議会費につきまして御説明を申し上げます。 支出済み額二億二千六百四十七万四千九百三十円となっております。主な内容は、議員及び職員給与費、議会中継システムの管理事業と議会運営経費となっておるとこであります。 次に八十七ページでありますけども、二款総務費につきまして御説明申し上げます。 支出済み額二十三億五千七十五万二千三百五十四円で、うち一項一目一般管理費の支出済み額が十億七千百六十八万二千二百八円でありまして、主な内容といたしましては、特別職給与費及び職員の給与費で四億六千九百六十五万一千三百六円、同じく退職手当負担金として四億三千百三十五万五千十八円となっておるとこであります。 具体的な内容といたしましては、九十ページの備考欄六、職員研修事業といたしましては延べ二百人の職員が研修を参加いたしておるとこであります。 次、備考欄八、市民表彰制度事業でありますけれども、個人二十六人及び二団体に対し市民表彰を行ったものであります。 また、備考欄十一の職員福利厚生事業につきましては、職員の健康診断委託が主なものとなっておるとこであります。 以上であります。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  一般管理費の中に、市長公室関係事業が入っております。 八十八ページをごらんください。備考欄五の嘱託員設置事業は、支出済み額五千七百八十八万八千二百四十円で、嘱託員等二百六十七名分の報酬が主なものでございます。 以上です。 続きまして、九十三ページから九十六ページの、二目広報費について御説明いたします。 支出済み額一千三百万六千七百四十円でございまして、支出の主なものといたしましては、備考欄二の市政情報発信事業で、市政に関する情報を提供するために発行しております「広報ひらど」の経費が主なものであります。 以上です。 ◎総務部長(尾上輝義君)  続きまして、三目財政管理費につきまして御説明をいたします。支出済み額四百九十九万三千六百二十四円でありまして、財務会計システムの管理事業、予算書印刷などの財政運営経費となっております。 以上であります。 ◎会計管理者(久家啓史君)  続きまして、同じく九十五ページ、四目会計管理費でございますけれども、支出済み額は百六十二万六千九百四十七円でございます。内容につきましては、臨時雇い一名分の賃金と会計の通常業務に要した事務経費でございます。 以上でございます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  次は、九十七から九十八でありますけれども、五目の財産管理費でございます。支出済み額二億四千六百十一万一千八百六十二円でありまして、主なものといたしましては、建物、自動車等の災害共済保険料及び市有財産管理経費及び財政調整基金、減債基金の積立金となっております。 なお、両基金の平成二十四年度末の現在額でありますけれども、財政調整基金が二十億八千七百二十六万四千円、減債基金が十九億九千百二十一万八千円となっております。 以上であります。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  続きまして、九十七ページをお願いいたします。六目企画費ですが、支出済み額は五百十六万八千三百九十円で、主な内容といたしましては、備考欄一の平戸市振興公社公益法人移行事業で、平成二十三年度から取り組んでおります平戸市振興公社が行った新法人への移行申請手続に係る専門家への委託に対する補助であります。 なお、平成二十五年四月一日から新法人への移行が完了しております。 続きまして、七目の情報通信費について御説明いたします。九十九ページをお願いいたします。支出済み額は一億二千三百六十五万八百八円で、主な内容といたしましては、備考欄三のネットワークシステム維持管理経費は、市役所庁内、支所等の公共施設四十六ヵ所を高速大容量回線で構築したネットワークの維持管理経費が主なものでございます。 備考欄五の総合行政情報システム維持管理経費は、簡素で効率的な行政運営と住民サービスの向上を図るため、各種業務を行う行政システムの維持管理経費であります。 以上です。 ◎総務部長(尾上輝義君)  次に、百一から百八ページになりますけれども、八目支所・出張所費でございますけれども、支出済み額一億五千七百七十一万四千四百八十二円でありますけれども、内容といたしましては、各支所及び出張所、連絡所の事務経費となっております。 以上であります。 ◎監査・選管事務局長(内山久実夫君)  百七、百八ページの九目公平委員会費について御説明いたします。支出済み額は八万六千六百八十五円で、支出の主なものは、法令の追録代でございます。 以上でございます。 ◎市民生活部長(北川貢君)  百七ページから百十ページの二款一項十目交通安全対策費について御説明いたします。支出済み額が一千五百六十四万五千六百六十九円でございます。 支出の主なものといたしましては、備考欄二の交通指導員活動推進事業、これは交通指導員四十三名分の報酬並びに活動に要したものでございます。 次のページでございます。備考欄四の交通安全対策推進事業は、平戸警察署内で勤務する交通安全指導員二名を雇用するため、県への負担金のほか、交通安全協会や交通安全母の会など、各種団体への負担金・補助金が主なものでございます。 以上でございます。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  続きまして、百九ページをお願いいたします。十一目文化センター費ですが、支出済み額は四千七百二十万一千八百五十五円で、平戸市振興公社への指定管理料が主なものでございます。 次に、十二目ふるさと振興費ですが、支出済み額は四千五百八万五千五百四十六円で、主な内容といたしましては、備考欄三の地域総合整備資金貸付事業一千四百万円は、平戸市森林組合の菌床シイタケ栽培施設建設事業に対し、資金の貸し付けを行ったものであります。 備考欄五の協働によるまちづくり推進事業は、提案公募型のやらんば市民活動モデル事業二件、拠点施設整備事業に対する助成事業であります市民力アップ支援事業一件、活力あるまちづくりを実施する団体を支援するやらんば市民活動サポート事業十二件、各地区の地域イベントを包括的に支援するまちづくり活性化交付金事業十二件の経費であります。 備考欄六の地域の元気づくり支援交付金は、長崎県の新規事業で田助校区及び度島校区のコミュニティー運営協議会へコミュニティーの活性化を図るイベント事業に対する交付金であります。 備考欄七の定住促進対策事業は、都市部で開催された田舎暮らしキャラバンへの参加経費や、田舎暮らし体験ツアーの開催経費が主なものであります。 備考欄十一の「やらんば!平戸」応援基金プロジェクト事業は、ふるさと納税による寄附金を活用して、市内の公民館プロジェクター四台を整備したものであります。 続きまして、百十三ページをお願いいたします。十三目国際交流費について御説明いたします。支出済み額一千二百八十六万四千四十三円で、主な内容といたしましては、備考欄四の平戸英国商館設置四百周年記念事業は、各種記念事業開催に向けた事前調査を行うため、実行委員会委員による英国派遣に要する経費が主なものであります。 備考欄六のノールトワイケルハウト市姉妹都市交流事業は、市内の高校生十二名を青少年交流訪問団として派遣し、約二週間の短期留学に要した経費であります。 以上です。 ◎建設部長(白鞘敏夫君)  同じく百十七ページの二款一項十四目国土調査費について御説明いたします。支出済み額一億四千七百九十九万七千八百二十九円で、主なものは備考欄一、職員給与費六名分と備考欄二、国土調査事業費ですが、次ページ、百二十ページをお願いいたします。(六)委託料は、平戸港周辺地区、戸石川地区、大久保地区の地籍調査業務委託料が主なものでございます。 なお、平成二十四年度の調査面積は、平戸港周辺地区が〇・四一平方キロメートル、大久保地区が〇・三三平方キロメートル、戸石川地区が〇・九二平方キロで、合計一・六六平方キロの調査を実施したところでございます。 以上でございます。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  続きまして、百十九ページをお願いいたします。十五目地域政策費について御説明いたします。支出済み額百三十二万三千九百十八円で、備考欄一と二は、地域審議会及び地域自治区協議会の運営に要する経費等となっております。 次に、十六目交通政策費ですが、支出済み額は九千五百六十三万五千二百七円で、主な内容といたしまして、備考欄一の離島航路対策事業及び備考欄二の高島地区航路対策事業は、それぞれ度島、高島地域住民の生活航路に対する支援経費であります。 備考欄三の路線バス維持対策事業は、ふれあいバス運行業務委託及び市内外の生活路線バス運行に対する補助であります。 備考欄五の松浦鉄道施設整備事業は、松浦鉄道株式会社が行う老朽化施設の整備に対する補助であります。 以上です。 ◎市民生活部長(北川貢君)  百二十一ページから百二十四ページの二款一項十七目の諸費について御説明いたします。 支出総額が一千二百四十七万一千二百五十一円でございます。支出の主なものといたしましては、備考欄一の防犯灯管理運営事業、防犯灯の新設及び維持管理に伴う助成が主なものでございます。 次のページをお願いいたします。備考欄六の市民総合相談室設置事業につきましては、市民総合相談室での消費者相談を初め、市民行政相談について専門相談員を配置し、総合的な相談業務を行ったものでございます。 続きまして、百二十五ページから百二十八ページ、二款二項徴税費について御説明いたします。百二十五ページをお開きください。一目税務総務費の支出済み額は一億五千四百六十三万八千六百十二円であります。 支出の主なものとしましては、備考欄二のLTAXシステム維持管理経費でありますが、これは年金特別徴収のデータ連携システムや国税との連携システム、電子申告システムに係る通信費などの維持管理費であります。 備考欄四の土地評価システム管理事業につきましては、平成二十七年度の固定資産税評価がえに向けた関係条項整備に係る経費でございまして、主にデジタル航空写真作成のための経費であります。 備考欄五、宅地評価鑑定事業につきましては、長崎県不動産鑑定士協会へ委託して、宅地の標準値に係る下落修正のための資料作成及び平成二十七年度評価替えに向けた準備作業に必要な資料作成を行ったものであります。 次に、百二十七ページをお願いします。二目賦課徴収費でございますが、支出済み額が二千四百二十九万四千五百四十三円であります。支出の主なものといたしましては、備考欄一、納税組合事務交付金、備考欄三、市税過誤納付還付金などであります。 なお、予備費充用六百三十一万円につきましては、法人市民税などの過誤納付還付金が見込み以上であったため、予備費充用をしたものでございます。 次に、百二十七ページから百三十ページの二款三項一目戸籍住民基本台帳ついて御説明いたします。支出済み額が一億百九十五万三千五百七十円となっております。 百二十九ページをお願いします。支出の主なものとしましては、備考欄二の戸籍事務システム管理事業でありますが、これはシステムデータの保護管理経費でございます。 それから、備考欄三の住基ネットワークシステム管理事業につきましては、システム機器の保守管理料に要した経費でございます。 備考欄四の住民基本台帳システム改修事業につきましては、法改正により昨年七月より外国人住民も住民基本台帳の対象となったことから、それに伴うシステムの改修を行ったものでございます。 以上でございます。 ◎監査・選管事務局長(内山久実夫君)  百二十九ページから百三十六ページの四項選挙費について御説明いたします。 まず、百二十九ページから百三十二ページの一目選挙管理委員会費でございますが、支出済み額は一千二十三万二千七百五十円で、支出の主なものは、一名分の職員給与費と選挙管理委員会委員報酬でございます。 次に、百三十一ページ、百三十二ページの二目選挙啓発費でございますが、支出済み額は二十三万五千二百六十円で、明るい選挙啓発に係る経費でございます。 三目北部海区漁業調整委員会委員一般選挙費でございますが、支出済み額は九万千六百二十一円で、支出の主なものは、選挙事務に係る準備に必要な消耗品等でございます。 百三十一ページから百三十四ページの四目国営田平土地改良区総代選挙費でございますが、支出済み額は七万七千百六十二円で、支出の主なものは立候補受け付け等にかかる報酬でございます。 百三十三ページ、百三十四ページの五目田平土地改良区総代選挙費でございますが、支出済み額は十七万八千百二十九円で、支出の主なものは立候補受け付け等にかかる報酬でございます。 百三十三ページから百三十六ページの六目衆議院議員総選挙費でございますが、支出済み額は二千三百九十三万二千五百八十四円で、支出の主なものは、当開票管理者等への報酬及び職員手当等でございます。 以上で説明を終わります。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  続きまして、百三十五ページをお願いいたします。五項統計調査費ですが、支出済み額が六百六十五万一千八百九十六円で、工業統計、住宅土地統計、就業構造基本調査等統計調査に要する事務経費が主なものでございます。 以上です。 ◎監査・選管事務局長(内山久実夫君)  百三十七ページから百四十一ページの六項一目監査委員費でございますが、支出済み額は二千六百十九万九千百九十九円で、支出の主なものは、職員三名分の給与費及び監査委員報酬でございます。 以上でございます。 ◎福祉保健部長(小川茂敏君)  百三十九ページからの民生費について御説明いたします。一項一目社会福祉総務費につきましては、支出済み額一億七千五百四十二万八千百七十円でございます。 主な内容は、社会福祉協議会及び社会福祉センターの運営補助、福祉健康まつりに要する経費や民生委員児童委員に要する経費、戦没者追悼に要する経費など各種福祉サービス事業に要した経費であります。 備考欄四、民生委員児童委員に要する経費は、委員百二十五名の活動費であります。 備考欄六、戦没者追悼事業は、各地区遺族会などの関係団体の参加を得て、平成二十三年度に設立した平戸市戦没者慰霊奉賛会主催により平戸文化センターで開催した経費であります。 次ページをお願いいたします。二目障害福祉費の支出済み額は十一億一千三十九万三千百九十八円でございます。 主な内容は、住宅、施設入所の身体障害者、知的障害者、精神障害者に対する各種福祉サービスに要した経費であります。 備考欄一、地域生活支援事業は、地域で生活する障害者のニーズを踏まえ、地域の実情に応じた柔軟な事業体系を実施するもので、日常生活用具給付事業、移動支援事業、訪問入浴サービス事業等を実施しております。 百四十六ページをお願いいたします。備考欄八、障害者自立支援給付費等事業は、障害者の自立を支援するため、居宅介護サービス、訓練給付サービスの特性に応じた障害者福祉サービスを行ったものであります。 備考欄十六、療育支援センター管理運営事業は、平戸市療育支援センター「あったかさん二十一」の指定管理料であります。 百四十七ページをお願いいたします。三目老人福祉費につきましては、支出済み額八千八百八万五百六十七円でございます。 繰越明許費一億七千二百六十九万六千円は、地域介護福祉空間整備事業並びに施設開設準備経費助成特別対策事業における小規模特別養護老人ホーム及び認知症対応型グループホームの建設事業に係る繰り越しであります。 主な事業につきましては、備考欄四敬老行事開催支援事業は、老人の日、老人週間などに各地域において開催される敬老会に、七十五歳以上の高齢者の人数に応じ交付金を支給する経費であります。 次ページをお願いいたします。備考欄五、敬老祝い金給付事業は、敬老祝い金として、七十七歳の方に一人当たり八千円、八十八歳の方に一人当たり一万円をそれぞれ支給し、また、長寿祝い金として、百歳になられた方に対し五万円を支給した経費であります。 備考欄七、老人クラブ活動等支援事業は、老人クラブ連合会及び六十四単位クラブへの活動費補助であります。 備考欄九、高齢者生きがいづくりサポート事業は、市民ボランティアによる生き生きサロンの新規立ち上げに要した経費であります。 備考欄十二、緊急通報装置貸与事業は、高齢者及び重度身体障害者世帯等に対し緊急通報装置を貸与することにより、安否確認や緊急時に迅速かつ適切な対応を図るためのもので、通報装置のサービス委託料が主なものでございます。 備考欄十三、高齢者サービス事業は、自宅に閉じこもりがちな高齢者に対し、通所により生活指導や機能訓練等のサービスを提供することにより、社会的孤立感の解消や自立生活の助長を図るもので、通所介護事業所への委託料であります。 次ページ、百五十二ページをお願いいたします。備考欄十九の度島いきいきプラザ(仮称)整備事業は、本年度度島診療所に併設します介護予防事業等を実施できる施設の設計業務並びに地質調査の委託料であります。 備考欄二十二の高齢者生活福祉センターの管理運営事業は、生月、大島地区の高齢者生活福祉センターの指定管理制度による管理委託料が主なものです。 次に、四目老人措置費の支出済み額は二億三十五万八千八百十三円です。養護老人ホーム入所者の措置費及び事務費経費でありまして、三月末における入所者は、光の園外七施設で八十九名となっております。 百五十三ページをお願いいたします。五目老人医療事務費につきましては、支出済み額二百六十八万二千百二十六円で、平成二十三年度国庫支出金等の交付額の確定による返還金が主なものでございます。 六目後期高齢者医療費につきましては、支出済み額六億五千六百四十五万二千八百二十一円でございます。 備考欄二の後期高齢者医療療養給付事業は、長崎県後期高齢者医療広域連合への療養給付費市負担金であります。 備考欄三の後期高齢者医療会計繰出金につきましては、保険基盤安定負担金及び事務経費等を後期高齢者医療特別会計へ繰り出したものでございます。 七目国民年金事務につきましては、支出済み額は一千百六十九万二千四百八十六円であります。 次ページをお願いいたします。備考欄二の国民年金事務経費は、法定受託事務の取り扱いによる事務経費であります。 八目国民健康保険費につきましては、支出済み額三億三千四十六万二千五百五円でございます。 備考欄二の国民健康保険会計繰出金につきましては、公費負担分として国民健康保険特別会計へ繰り出すものでございます。 九目介護保険事務費につきましては、支出済み額五億三千五百十六万四千二百九十一円で。 備考欄一及び二の介護保険会計繰出金につきましては、介護保険特別会計の公費負担分として、保険事業勘定及びサービス事業勘定へ繰り出すものであります。 次に、二項児童福祉費、一目児童福祉総務費は、支出済み額一億九千四百七十八万九千二百一円でございます。 主な内容ですが、乳幼児の医療費負担の軽減を目的に行っている福祉医療給付事業、安心して子育てができる環境整備のための各種の保育事業の支援を行ったものでございます。 百五十九ページをお願いいたします。備考欄八、ノーバディーズパーフェクトプログラム事業は、平成二十年度から実施している、育児不安やストレスによる児童虐待等を予防するため、親育ち講座であります。平戸北部二ヵ所、田平地区一ヵ所で開催し、三十一名の参加がありました。 備考欄十二、保育対策等促進事業、十三、障害児保育事業につきましては、市内の民間保育所が実施する保育事業等への補助金であります。 次ページ、百六十一ページをお願いいたします。二目児童措置費の支出済み額は十四億三千二百六十七万三千六百八十円でございます。 備考欄一、子ども手当給付事業は、ゼロ歳から中学生までの子供を養育する者に対し子ども手当を支給したものです。 備考欄四、保育所運営事業は、市内十六ヵ所の民間保育所等の運営費であります。 次に、三目母子福祉費の支出済み額は一億六千九百三十四万四千三百四十八円です。 備考欄一、母子自立支援員配置に要する経費、備考欄二、母子家庭自立支援給付金事業は、就業を目的に資格を取得する際の教育技能訓練の一部を助成するものです。 備考欄三、児童扶養手当給付事業は、母子家庭等の児童の養育者に対し支給されるものであります。 百六十三ページをお願いいたします。四目児童福祉施設費の支出済み額は一億七千六百七十九万五千二百十三円です。 主な内容ですが、公立保育所三ヵ所、児童館一ヵ所の管理運営に要する経費及び僻地地保育所六ヵ所の社会福祉協議会に対する指定管理料であります。 備考欄二、地域子育て支援拠点施設整備事業は、子育て家庭が利用しやすい子育て支援の拠点を設置するために、田平町保健センター健康増進室の出入り口のドア及び壁、床の張りかえ等を行ったものでございます。 備考欄四、児童館耐震改修事業は、山田児童館の耐震改修工事に要した経費であります。 百六十五ページをお願いいたします。三項一目生活保護総務費の支出済み額は六千百三十四万九千百九十五円。職員の給与及び保護事務に要する経費であります。 次ページをお願いいたします。二目扶助費の支出済み額は六億一千五百六万四千九十二円です。 主な内容でございますが、被保護世帯に対する生活保護費であります。生活保護の状況ですが、平成二十五年三月末で三百九世帯、被保護人員三百九十七名となっており、前年より世帯数の増減はございません。人員十二名の増となっております。 四項一目災害救助費の支出済み額は四十二万八千七百六十八円です。災害二件に対する見舞金、弔意金が主なものでございます。 次ページをお願いいたします。続きまして、四款衛生費でございます。 四款一項一目保健衛生総務費の支出済み額は一億四千二百六十二万三十一円です。 主なものとしましては、備考欄二、妊産婦健康診査事業から同じく四、幼児健康診査事業及び百七十二ページの九、妊婦相談事業につきましては、母子保健事業に要した経費であります。中でも、備考欄二の妊婦健康診査事業につきましては、妊婦の健康管理を目的とした妊婦健診十四回分について要した経費であります。 百七十二ページをお願いいたします。備考欄五、在宅当番医制整備事業から備考八地域医療再生事業は、平戸市における、医療提供体制整備に要した経費であります。 備考欄十一、福祉保健センター管理運営事業は、田平町福祉保健センターの維持管理に要した経費であります。 百七十三ページをお願いいたします。二目予防費の支出済み額は七千三百八十五万四千十一円でございます。 主な内容としましては、備考欄一、予防接種事業は、感染症の予防対策として予防接種法に基づく定期の予防接種等に要した経費であります。 備考欄二、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金事業は、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン接種費用の助成に要した経費であります。 三目健康増進費の支出済み額は五千百九十五万五千百四十四円です。 主な事業でございますが、次ページをお願いいたします。百七十六ページをお願いいたします。備考欄八、後期高齢者健康診査事業は、後期高齢者医療広域連合から委託を受け、被保険者を対象とした健康診査等に要した経費であります。 備考欄九、がん検診事業は、健康増進法に基づく大腸がん、胃がん等の各種がん検診に要した経費であります。 備考欄十、食育推進事業は、地域における食育リーダーの育成、食育講演会開催など食育の普及啓発に要した経費であります。 備考欄十一、がん検診推進事業は、国のがん対策推進事業に基づき、対象者に対し無料クーポン券配布による子宮がん検診、乳がん検診、大腸がん検診に要した経費であります。 以上でございます。 ○議長(住江高夫君)  それでは、ここで昼食のため休憩いたします。午後の会議は一時三十分に再開いたします。                 午後零時 三分 休憩                 ~~~~~~~~~~                 午後一時三十分 再開 ○議長(住江高夫君)  休憩中の本会議を再開いたします。 引き続き議案説明を続行いたします。 ◎市民生活部長(北川貢君)  百七十七ページから百八十二ページの四款一項四目の環境衛生費について御説明いたします。支出済み額は九千三百六十四万六千三百三十三円となっております。 支出の主なものにつきましては、備考欄四の太陽光発電システム設置推進事業につきましては、家庭用住宅における太陽光発電システムの設置に対する助成を行ったものでございます。 備考欄五の花と緑のふるさとづくり事業につきましては、市街地を中心とした道路沿いにおける花木の植栽を行ったものでございます。 次に、備考欄九の松浦地区火葬場組合管理運営事業につきましては、組合運営費の負担でございます。組合は三月末をもって解散したものでございます。 備考欄十一の斎場管理運営事業につきましては、市内三ヵ所にある斎場管理に要した経費でございます。 備考欄十二の公衆便所維持管理運営事業につきましては、市内十七ヵ所の公衆便所の維持管理に要した経費でございます。 次に、五目公害対策費でございますが、支出済み額は五百八十九万二百二十二円であります。支出の主なものとして、備考欄二の公共用水域水質検査事業につきましては、河川二十五ヵ所、海域十九ヵ所の水質検査に要した経費でございます。 備考欄三の自動車騒音常時開始面的評価事業は、県からの権限移譲に基づき、主要道路の自動車騒音状況を測定し、環境騒音の監視を行ったものでございます。 以上でございます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  続きまして、百八十一から百八十四ページになりますけど、六目企業等施設整備費につきまして御説明申し上げます。支出済み額は七億七千六百三十四万百十四円でありまして、うち、水道事業会計及び病院事業会計への繰出金につきましては、これは地方公営企業等繰出基準等によるものであります。 また、国民健康保険特別会計への繰出金につきましては、度島、大島診療所の運営に対するものでございまして、収支不足額補填したものでございます。 以上であります。 ◎市民生活部長(北川貢君)  百八十三ページから百八十六ページの四款一項七目飲料水供給施設管理費でございますが、支出済み額が百九十三万五千三百十三円で、備考欄に記載したとおり、高島飲料水供給施設の維持管理に要した経費でございます。 次に、四款二項一目清掃総務費の支出済み額は、十億七千七十二万四千九百三十五円でございます。 支出の主なものとして、備考欄三の北松北部環境組合管理運営事業につきましては、組合運営並びに公債費負担金でございます。 備考欄四の地区振興事業につきましては、大石脇地区の振興事業に要した経費でございます。 次に、百八十五ページから百九十ページの四款二項二目じんかい処理費について御説明いたします。 支出済み額が四億二千九百十八万五千七十六円で、主な支出としまして、備考欄二の廃棄物処理施設検査事業につきましては、ごみ処理施設、最終処分場における各種検査に要した経費でございます。 備考欄三の海洋漂着物地域対策推進事業につきましては、海岸等二十ヵ所に打ち上げられた漂流漂着物の回収に要した経費でございます。 次に、備考欄五のごみ減量化推進事業につきましては、古紙類の再資源化に要した経費でございます。 備考欄六の一般廃棄物収集事業につきましては、ごみ収集の委託とごみ袋の販売に要した経費でございます。 備考欄八のストックヤード整備事業につきましては、平戸市総合衛生センターの解体地跡に建設した海岸漂着物の一時保管のためのストックヤード工事費及び生月、田平のごみ処理施設の解体工事に要した経費でございます。 備考欄九の大島クリーンセンター管理運営事業につきましては、ごみ焼却処理に要した経費でございます。 次に、備考欄十の最終処分場管理運営事業につきましては、市内六ヵ所の最終処分場管理に要した経費でございます。 次に、百九十二ページまでの四款二項三目し尿処理費について御説明いたします。支出済み額は八千六百六万四千百十四円で、主な支出といたしまして、備考欄一の浄化槽設置整備事業につきましては、浄化槽百基に対する補助でございます。 備考欄二のし尿収集運搬事業につきましては、し尿収集に伴う運搬交付金と度島地区収集車フェリー航送料などでございます。 備考欄三のし尿処理施設解体事業につきましては、生月し尿処理施設の解体工事の設計の委託に要した経費でございます。 備考欄四の大島クリーンセンター管理運営事業につきましては、し尿処理施設の管理運営費でございます。 次に、備考欄五の馬元地区浄化センター管理運営事業につきましては、コミュニティープラントの管理運営費でございます。 以上でございます。 ◎福祉保健部長(小川茂敏君)  五款労働費について御説明いたします。一項一目労働諸費の支出済み額は八百八十五万円で、高年齢者就業機会確保事業費等補助金として、平戸市シルバー人材センターへの補助金が主なものでございます。 以上でございます。 ◎農委事務局長(里見博明君)  百九十一ページから百九十六ページ、六款一項一目農業委員会費について御説明をいたします。 支出済み額は五千二百七十八万三千百六十四円でございます。主なものとしましては、備考欄三の農地利用状況調査等を行いました農地制度実施円滑化事業における臨時雇い賃金と、備考欄七の農業委員三十三人の報酬でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎農林水産部長(荒木誠君)  百九十五ページ、百九十六ページ、二目農業総務費につきまして御説明いたします。 支出済み額一億二千四百四十八万三千六百十五円で、備考欄一の職員給与費に農業総務事務経費でございます。 百九十七ページ、百九十八ページお願いします。三目の農業振興費につきまして、出済み額につきましては、四億五千七百五十四万七千三百二十一円で、支出の主なものについて、まず備考欄の二、中山間地域等直接支払い交付金事業ですが、これは中山間地における耕作放棄地の防止と多面的機能の増進を実施した集落協定百二集落及び個別協定一名に対する交付金でございます。 備考欄五、耕作放棄地解消総合対策事業ですが、国、県事業を活用し、四ヵ所、九十七アールの耕作放棄地の解消を行ったものであります。 備考欄六、農援隊設置事業ですが、これは労働力不足のため規模拡大や新規品目導入に踏み切れない認定農業者へ農援隊を派遣するため、緊急雇用創出事業によりながさき西海農協へ委託を行ったもので、十四名の隊員で労力の支援を行ったものであります。 百九十九から二百ページをお願いします。備考欄七、構造改善加速化支援事業ですが、これは県の補助事業を活用し、新規就農者二名に対するアスパラガスハウスの導入補助と経営革新支援として先導的な農業者に対する農薬散布機器の導入補助を行ったものであります。 備考欄の十、園芸産地育成対策事業ですが、内容といたしましては、園芸品目の栽培に取り組んでいる中核的農業者や新たに園芸品目の栽培に取り組む新規栽培者の産地拡大等の取り組みに対する支援を行ったものであります。 備考欄の十二、農業振興地域整備計画更新事業ですが、これは農地法の改正等に伴い、農業振興地域整備計画の平成二十五年度中の変更に向け、業務を委託し、事前調査などを緊急雇用創出事業により実施したものであります。 二百一ページから二百二ページ、備考欄の十五、鳥獣被害防止総合対策事業ですが、これはイノシシによる農作物被害防止のため、農業団体が設置するワイヤーメッシュ柵及び電気柵の整備に対し、平戸市鳥獣被害防止対策協議会を通して補助を行ったものであります。 二百二ページから二百四ページにかけて記載しております備考欄の二十一、新規就農総合支援事業でございますが、これは持続可能な強い農業者を実現するためには、これまでの新規学卒者対策に加え、U・Iターン者の就農策支援を強化する必要があり、その際技術の習得や所得の確保が課題となっていることから、就農意欲の喚起と就農後の定着を支援するため、国費により新規就農者四名に対し給付金を交付したものであります。 次に、備考欄の二十二番、農産物加工新商品開発支援事業ですが、これは農産物を加工処理し、商品化することで収益の向上を図り、六次産業化に取り組もうとしている農業者などが抱える課題を解決するため、農産物の加工、新商品の開発支援として研修会を年間五回開催したものであります。 次に、四目畜産業費でございます。支出済み額は六千六百二万一千三百二十七円で、支出の主なものについて御説明いたします。 備考欄の二、家畜導入事業は、県家畜導入事業を活用して、ながさき西海農協が実践する繁殖牛の貸し付けに対して補助を行ったものであります。 二百五ページ、二百六ページをお願いいたします。備考欄の四、和牛オリンピック対策奨励事業ですが、これは平成二十四年度に佐世保などで開催された第十回全国和牛能力共進会長崎県大会の出品牛対策及び大会開催に対し支援などを行ったもので、優秀な成績をおさめることができ、産地力の向上などが図られたところであります。 備考欄の七、肉用牛経営活力アップ事業ですが、これは繁殖牛の多頭飼育経営に取り組む組織に対して、繁殖牛者及び堆肥設備などの整備に対し支援を行ったものであります。 次に、二百七ページから二百八ページ、五目農地費でございます。支出済み額は一億五千九百八十六万六千七百九十八円で、支出の主なものについて説明いたします。 備考欄の三番、農村災害対策整備事業県工事負担金ですが、これは、県が行った生月地区及び大島地区のため池の測量設計及び対策工事などに対する負担金であります。 備考欄の五、農村災害対策整備事業ですが、これは生月地区における老朽化した農業用施設、用水路、排水路などの改修のための測量設計及び対策工事につきまして、団体営により実施したものであります。 二百八ページから二百十ページにかけての説明です。 備考欄八の土地改良推進費の中の畑地帯総合整備事業資金償還助成金六千五百八十万七千三百三十九円は、田平土地改良区が借りた土地改良事業に係る資金に対する償還助成であります。 備考欄の十、農業農村整備事業は農道二十三路線及びかんがい施設十九施設の整備に対し補助を行ったものであります。 二百九ページから二百十四ページ、六目農業施設費でございます。支出済み額は二千百九十七万一千百八十三円で、この目は、主に農業施設の維持管理経費として支出を行ったものでございます。 二百十三ページから二百十四ページをお願いします。 二項一目林業総務費についてでございます。支出済み額は一千九百七十六万八千百九十七円で、この目は主に、市有林、林道及び森林公園などの維持管理費として支出を行ったものであります。 二百十五ページから二百十六ページ備考欄五の林道環境整備事業につきましては、緊急雇用創出事業を活用し、林道の除草や樹木の伐採などを実施したものであります。 二目林業振興費でございます。 支出済み額は一億五千四百九十七万九千八百四十八円で、支出の主なものにつきまして説明いたします。 二百十六ページから二百十八ページに記載しております備考欄四、林業環境林整備事業及び備考欄六の森林病害虫獣対策事業は、防風、防潮林等の公益的機能を有する松林を病害虫松くい虫から守るため、松くい虫による被害木の伐倒、駆除及び防除を行ったものであります。 備考欄九の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業ですが、これは、国の補助事業を活用し、平戸市森林組合が整備した菌床シイタケの生産施設六棟に対し補助を行ったものであります。 二百十九ページから二百二十ページ、備考欄十一の特用林産物活用施設整備事業、繰り越しでございますが、これは県の補助事業を活用し、同じく平戸市森林組合が整備した菌床シイタケの生産施設一棟及び集出荷貯蔵施設一棟に対し、補助を行ったものでございます。 続きまして、三項水産業費について説明いたします。 一目水産業総務費につきましては、支出済み額四千四百三十一万八千四百六十五円でございます。支出の主なものは、備考欄三の大島村の漂流物処理対策費経費でございます。 二百二十一ページから二百二十八ページにかけての二目水産振興費でございます。支出済み額は一億六千三百六十三万八千七百三十二円でございます。 支出の主なものにつきましては、備考欄の二、FRP漁船廃船処理対策事業でございます。平戸市水産振興協議会が実施したFRP漁船の廃船処理をリサイクルと産廃処理で比較検証したことに対する廃船処理六隻の補助金でございます。 備考欄三、離島漁業再生支援交付金事業は、離島地区の漁業協同組合員みずからが策定した集落協定に基づき沿岸漁業の振興に取り組む漁業集落に対して交付金を交付するものでございます。 備考欄四、水産環境保全創造事業は、平戸市野子崎で、藻場所三十基の整備に要した経費でございます。 備考欄五、環境生態系保全活動支援交付金事業は、度島及び志々伎地区において漁業者が取り組むモデル的な、いそ焼け対策に対して交付金を交付した事業であります。 二百二十四ページ、備考欄六、豊かな海づくり事業は、資源管理型漁業推進事業として中野漁協及び生月漁協が実施した、いそ焼け対策に支援した市単独の補助金が主なものでございます。 備考欄九、養殖魚赤潮被害緊急対策事業は、出荷準備にあった養殖魚が赤潮の影響により大量に変死し、経営の存続が危ぶまれる状況となった養殖業者に対し、ハマチ、マダイ、ヒラマサの中間魚の購入費等を助成したものでございます。 備考欄十、新生水産県ながさき総合支援事業は、生月元浦の定置漁業体験交流施設整備に対する補助金と薄香湾で発生した赤潮による養殖魚の変死魚の処分費用に対する補助金でございます。 備考欄十一、水産業普及指導事業の主なものは、種苗放流のための種苗購入費であります。 備考欄十二、離島輸送コスト支援事業は大島村漁業協同組合と平戸市漁業協同組合度島事業所が出荷するフェリー輸送費の一部を助成したものでございます。 二百二十六ページ、備考欄十三、漁業担い手確保支援交付金事業は、農家子弟の後継者に技術習得期間中の生活費の支援を行ったものでございます。平成二十四年度は三名の方が技術習得を行っております。 備考欄十四、産地水産業強化支援事業は、志々伎漁業協同組合宮ノ浦支所の荷さばき所の改修に要した費用でございます。 二百二十七ページから二百二十八ページにかけての、三目漁業管理費について御説明いたします。支出済み額は千九百六十一万三千二百二十四円でございます。支出の主なものは、備考欄一、漁港海岸施設老朽化調査及びシステム化事業は、緊急雇用創出事業、臨時特例交付金事業を活用し、漁港海岸施設の老朽化調査を行いシステム化を行った経費でございます。 二百二十七ページから二百三十四ページ、下のほうになりますけれども、四目漁港建設費でございます。 支出済み額は三億六千九十万二千八百三十四円でございます。支出の主なものにつきましては二百三十ページ、備考欄二、漁業再生交付金事業は白石漁港の北防波堤及び南防波堤の新設のための調査、測量設計の経費と、志々伎浦漁港の防潮施設三十三・二メーターの工事のための経費でございます。 備考欄三、地域水産物供給基盤整備事業は、獅子漁港の防波堤の整備、早福漁港の道路整備のための調査測量に要した経費でございます。 備考欄四、漁港関連道整備事業は、獅子漁港の関連道の整備のための測量設計に要した経費でございます。 備考欄五、水産物供給基盤機能保全事業は、獅子、釜田漁港の老朽化調査と古田漁港の、古田橋橋脚と古田防波堤九十六メーターの機能保全工事に要した経費でございます。 二百三十二ページ、備考欄六、漁業集落環境整備事業は、早福漁港の江川地区の集落環境を整備するのに要した経費でございます。 あ、済いません。先ほど、ページ百九十八ページ。済いません。農援隊の委託先を西彼農協と発言したようでございます。ながさき西彼農協でございます。よろしく訂正をお願いいたします。あ、ごめんなさい。ながさき西海農協でございます。訂正をよろしくお願いいたします。 ◎観光商工部長(松田範夫君)  それでは、二百三十三ページからの七款商工費につきまして御説明いたします。 二百三十五ページをお開きください。一項一目商工総務費の支出済み額は一億一千九百五十七万七千六百二円で、職員給与費及び事務に要した経費でございます。 次に、二目商工業振興費の支出済み額は二億五百六十一万四千九百二十五円となっております。主なものは備考欄三、中小企業振興対策事業の中で、次ページ二百三十八ページ、緊急経済対策住宅店舗リフォーム資金補助金は、住宅並びに店舗改修に対して費用の一部を十万円を上限に助成したもので、五十四件の実績が上がっております。 備考欄四、平戸ブランド戦略的プロモーション推進事業、同じく八、地域資源ブランド化推進事業は、食に的を絞って戦略的な販売促進に取り組むため、平戸市地域資源ブランド化推進協議会を立ち上げて推進しております食のブランド化事業を、二十一世紀まちづくり推進事業補助金、緊急雇用創出事業補助金を活用して取り組んだものでございます。 備考欄五、平戸あごブランド確立支援事業は、平戸の特産物であります「あご」の再認識と市内外に向けて事業者と一体となったPR、販売を促進するため、平戸新あごまつりを九月のツーデーウォークと同時開催したものでございます。 備考欄六、平戸くんち城下秋まつり開催支援事業は、平戸旧城下町の商店街を舞台に、食と物産をメーンに町歩き散策型のイベントとして、十月の平戸くんちにあわせて実施いたしまして、二日間で約二万人の来場者数があっております。 備考欄七、田平港シーサイドエリア活性化施設管理運営事業は、平戸瀬戸市場の指定管理者、シーサイドエリア活性化施設利用組合の指定管理料で、本格的な運営となりました二年目は売り上げも目標を大きく上回り堅調に推移いたしているとこでございます。 二百三十九ページをお願いいたします。次に、三目企業誘致費の支出済み額は百十四万四千百七十六円でございます。主に、企業誘致や既存企業の支援のための営業活動に要したもので、市外事業では延べ三十五社を訪問いたしております。 次に、四目観光費の支出済み額は二億二百六十三万六千三百十一円となっております。 二百四十一ページお願いいたします。主なものは、備考欄四、鄭成功生家再現整備事業は、基本計画策定及び実施設計委託料を初め、平成二十三年度に土地開発基金により取得いたしました土地購入費を基金へ繰り戻したほか、生家建設に伴い敷地内に設置しておりました地元のテレビ共同受信施設の電柱移設補償等を行ったものでございます。なお、本体工事費は翌年度へ繰り越しをいたしているところでございます。 備考欄六、平戸冨春園誘客促進事業は、県茶業協会主催の献茶式にあわせて、南蛮カステラや松浦家復元菓子など平戸菓子の物産店や座禅体験などを絡め、栄西禅師ゆかりの茶の発祥地、冨春園を舞台に、平戸とお茶とお菓子の歴史について広く周知し、誘客を図ったところでございます。 備考欄十、おもてなしモデル施設創出事業は、緊急雇用創出事業補助金を活用した観光協会への委託事業でありまして、接遇にすぐれた観光産業に携わる施設の見本となるおもてなしのモデル施設を創出いたしまして、その取り組みを市内の前施設にフィードバックしながらおもてなしの向上、レベルアップを図ることを目的に実施いたしまして、モデル施設一ヵ所、おもてなし宣言店十六施設がみずから名乗りを上げまして、今年度、継続して事業の拡充を図っておるところでございます。 二百四十三ページをお願いいたします。備考欄十三、コンベンション開催事業は、昨年度補助金交付要綱を改正し、これまでの各種団体など会議や催事、スポーツ合宿に新たに勉強合宿を補助対象に加えて、閑散期の宿泊対策を講じた結果、大手進学塾など新たに約七千泊の合宿誘致を実現するに至っております。 二百四十五ページをお願いいたします。備考欄十八、観光案内誘導標識整備事業は、生月島の入り口に位置します道の駅ふれあい広場周辺の誘導案内サインを整備し、情報交流拠点への円滑な誘導を図るなど観光客の利便性を向上させたものです。 備考欄二十二、テーマパーク観光プロモーション事業は、年間を通しまして四十を超えるイベントを施設ごとに集約した平戸藩の四季めぐりシリーズを打ち立て、メリハリのきいたPR戦略を行いながら季節感あるイベント開催による観光誘客に取り組んだところでございます。 二百四十七ページお願いいたします。備考欄二十六、第十回全国和牛能力共進会誘客促進事業は、平戸和牛の知名度アップと佐世保市会場を中心とした市外からの大会関係者、観光客らを誘客するため、期間中の土日二日間、平戸ちゃんこ鍋フェスタと連携して牛肉ざんまい喰らいマックスフェスタを合同開催したもので、約一万人の集客を図ることができました。 以上です。 ◎建設部長(白鞘敏夫君)  それでは二百五十三ページから二百七十六ページ、八款土木費について御説明いたします。二百五十五ページをお願をいたします。 八款土木費一項一目土木総務費について御説明いたします。支出済み額は四千三百五万八千六百四十七円で、主なものは、備考欄一の職員給与費五名分と各種道路建設促進事業に要した事務経費でございます。 次に、八款二項一目道路橋梁総務費ですが、支出済み額二千百七十五万四千九百九十一円の主なものは、次ページ二百五十八ページお願いいたします。 備考欄三、道路橋梁総務事務経費(四)の委託料は、市道台帳更新及び十三路線の未登記測量委託料が主なものでございます。 次に、二目道路維持費ですが、支出済み額六千七十六万三百二十一円の主なものは、備考欄二、市道維持管理事業(四)委託料は、市道、河川パトロール及び市道の除草と陰切り等七十八路線の委託料と、(六)工事請負費は市道七路線の街路樹修景維持工事と百十四路線の維持補修工事が主なものでございます。 なお、予備費充用は、昨年九月十七日の台風十六号による道路への風倒木や河川への漂着物を除去した費用でございます。 次に、三目道路新設改良費ですが、支出済み額八億四千九百五十九万七千九百三十八円で、主なものは、次ページ、二百六十ページをお願いいたします。備考欄三、活力創出基盤整備総合交付金事業、(七)工事請負費は市道堤線の工事請負費であります。 次に、備考欄四、過疎対策道路整備事業ですが、(五)委託料は紙漉線ほか一路線の委託料でございます。(七)工事請負費は後平梅崎線ほか四路線の工事請負費でございます。 備考欄五、辺地対策道路整備事業、次ページ、二百六十二ページをお願いいたします。(七)工事請負費は、深月線ほか二路線の工事請負費、備考欄六、道路整備事業県工事負担金は、国道三ヵ所、県道六ヵ所、計九ヵ所の県工事負担金であります。 備考欄七、道路単独改良事業、(三)の工事請負費は百三十六路線分の工事請負費であります。 次に、備考欄八から次ページ備考欄十一は、平成二十三年度から平成二十四年度に繰り越した事業で、備考欄八、過疎対策道路整備事業(六)の工事請負費は南川原循環線ほか一路線の工事請負費でございます。 備考欄九、辺地対策道路整備事業、次ページの二百六十四ページをお願いいたします。(七)工事請負費は主師海岸線ほか四路線の工事請負費であります。 備考欄十、地域活力基盤創造交付金事業(五)の工事請負費は、山中紐差線の工事請負費でございます。 備考欄十一、道路整備事業県工事負担金は、国道三ヵ所、県道四ヵ所、計七ヵ所分の県工事負担金であります。 次に、四目橋梁費ですが、支出済み額一千六百五十五万円は、備考欄二橋梁長寿命化事業の(一)委託料は、若宮橋ほか三橋の委託料であります。 八款三項一目河川改良費ですが、支出済み額一千三百九十九万二千三百円は、木ケ津川ほか二十一河川の工事請負費であります。 次に、二目急傾斜地崩壊対策事業費ですが、支出済み額は三千五百五十三万百二十円で主なものは、備考欄(一)急傾斜地崩壊対策事業で、次ページ、二百六十六ページをお願いいたします。(七)工事請負費は潮ノ浦及び小川地区の工事請負費と、備考欄三の繰り越し事業についても潮ノ浦及び小川地区の工事請負費であります。 次に、三目河川海岸費ですが、支出済み額は三十四万一千六百円で、建設海岸自然災害防止事業県工事負担金で、小田町の船越前目地区及び主師地区海岸の県工事負担金でございます。 次に、八款四項一目港湾費ですが、支出済み額は四千四百八十七万三百八十一円で、主なものは、備考欄二、港湾整備事業県工事負担金、これは大島港、平戸港、古江港、川内港の県工事負担金であります。 次のページ、二百六十八ページをお願いいたします。備考欄九、平成二十三年度から平成二十四年度に繰り越した事業で、平戸港、市街地効果促進事業、これは崎方町の海岸遊歩道九十一メーターを整備した県工事負担金でございます。 次に、八款五項一目都市計画総務費ですが、支出済み額四千二百四十九万六千八百二十六円で、主なものは、備考欄一、職員給与費五名分と、備考欄二、都市計画マスタープラン策定事業の委託料が主なものでございます。 次ページ、二百七十ページをお願いいたします。二目公園費ですが、支出済み額二千五百四十八万八千五百二十二円で、主なものは、備考欄二、都市公園管理運営事業、(四)の委託料は、六ヵ所の都市公園の剪定、除草の委託料が主なものであります。 予備費充用は、昨年九月十七日の台風十六号による亀岡公園の倒木処理に要した費用でございます。 次ページ、二百七十二ページをお願いいたします。三目まちづくり推進費ですが、支出済み額五億一千九百十万一千八百五十五円の主なものは、備考欄二、まちなみ環境整備事業の(五)工事請負費は、平戸志々伎線の電線類地中化共同溝整備工事百五十八メーター、崎方地区と四町地区の道路美装化工事であります。 (六)の負担金補助及び交付金は崎方地区三棟、四町地区三棟、二町地区一棟、計七棟の、町家改修補助金でございます。 備考欄四、まちづくり総合整備事業、(七)の工事請負費は、亀岡循環線工事の請負費であります。(九)は(仮称)平戸観光交流センター建設に伴う移転補償費が主なものでございます。 備考欄五から、次ページの備考欄七は、平成二十三年度から平成二十四年度に繰り越した事業で、備考欄五、まちなみ環境整備事業、十ページの二百七十四ページをお願いいたします。(二)の工事請負費は、松浦史料館下道路美装化工事の請負費でございます。 備考欄七、まちづくり総合整備事業、(三)の工事請負費は、亀岡循環線工事の一工区及び二工区の工事請負費でございます。 次に、八款六項一目住宅管理費ですが、支出済み額一億四千五百五万二千百五十四円の主なものは、備考欄二、公営住宅整備事業の(二)の工事請負費は、清水川C棟、上川団地、小田之平団地の外壁、屋上防水工事でございます。 次ページをお願いいたします。二百七十六ページでございます。備考欄七、公営住宅管理運営事業(四)の需用費は修繕費が主なもので、住宅内の壁、床、ドア、浄化槽、防犯灯など四百六十件の修繕料が主なものでございます。 次に、二目住宅建設費ですが、平成二十三年度から二十四年度に繰り越したもので、支出済み額六千四百七十万四千二百九十一円で、備考欄一、大久保団地公営住宅建設事業(四)工事請負費が主なものでございます。 以上でございます。 ◎消防長(中村幸一君)  二百七十五ページから二百八十八ページの九款一項一目常備消防費から三目消防施設費について御説明いたします。 一目常備消防費は、支出済み額五億七千五百五十三万三千九百七円でございます。支出の主なものは、職員給与費及び本所、各出張所における消防活動、庁舎維持管理及び事務等でございます。 二百七十九、二百八十ページをお願いいたします。備考欄八の火災予防推進事業は、市民との触れ合いを通して防火意識の向上と消防への理解を深めることを目的に、約四百五十名の参加をいただき、第一回消防フェスタ二〇一二の開催に要した経費でございます。 それから、備考欄十の職員研修事業は、消防大学校、県の消防学校及び県消防長会主催の研修会への職員派遣経費及び大型自動車運転免許取得負担金でございますが、この免許所得につきましては、職員三名分の負担をして資格取得者の確保を図ったところでございます。 二百八十五、二百八十六ページをお願いします。二目非常備消防費は、消防団に係る経費でございますが、支出済み額一億二百三十三万四千六百九十二円でございます。支出の主なものとしましては、団員の報酬と機械器具手入れ、火災、訓練等に係る費用弁償等でございます。 備考欄三の消防団サポート事業は、消防団員の確保対策としまして、消防団員加入促進事業補助金を活用し、団員の募集、消防団員協力事業所のPRを行い、消防団員確保とサポート体制の構築を図ったところでございます。 備考欄五の県消防ポンプ操法大会参加事業につきましては隔年開催でございますが小型ポンプの部出場に出場に要した経費でございます。 二百八十七、二百八十八ページをお願いします。三目消防施設費は、支出済み額一億三千九百二十五万一千三七六円でございます。 備考欄一の消防庁舎整備事業につきましては、今現在、造成工事にかかっておりますが、二十四年度に用地購入、敷地造成設計及び調査設計業務を行ったところです。 備考欄二の消防防災施設整備事業につきましては、消防水利の充実を図るため、防火水槽を新設、消火栓の新設を行うとともに、廃校になりました小学校の一部を消防格納庫として整備するなど施設の充実と消防団活動の円滑化を図ったものです。 備考欄三の消防防災施設整備事業につきましては、小型動力ポンプ付積載車及び空気呼吸器を計画にのっとり更新し、災害時における機動力の強化と消防活動の円滑化を図ったものでございます。 備考欄四の消防防災施設整備事業につきましては、平成二十三年度からの繰越事業でございますが、消防団格納庫建てかえに要したものでございます。 なお繰越明許費につきましては、新庁舎建設、市の土地購入費に係るものでございます。 以上でございます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  続きまして、二百八十九から二百九十二の四目災害対策費であります。 支出済み額六億一千四百七十四万七百六十七円であります。主な内容は、備考欄二の、防災行政無線施設整備事業といたしまして田平地区屋外拡声子局及び屋外拡声子局の増設、個別受信機の整備を行ったものであります。 次、備考欄三、自主防災組織育成事業につきましては、平成二十四年度から平成二十六年度の三年間ということで、自主防災組織の結成を一〇〇%ということで推進を強化しているところでありまして、これらの強化によりまして、地区数においては二十五から五十四地区へ、組織率については二四・九%から三七・八%へと増加している状況にございます。 次、備考欄四でありますけど、防災行政無線管理運営事業については、生月、田平、大島地区の防災行政無線の管理経費となっております。 以上であります。 ◎教育次長(松田隆也君)  二百九十一ページからの十款教育費について簡潔に御説明申し上げます。 十款教育費の支出済み額は二十八億八百六十八万八千二百五十二円でございます。 その内訳でございますが、まず十款一項一目教育総務費の教育委員会費の支出済み額は二百十八万三千七百五十二円でございます。主な経費といたしましては、備考欄一、教育委員四名の報酬及び事務経費等となっております。 続きまして、二百九十三ページからの二目事務局費でございますが、支出済み額は一億三千二百五十七万四千三百六十七円で、支出の主なものは、三番の教職員住宅管理運営事業及び事務局事務などに要した経費などでございます。 続いて、二百九十五ページからの分でございますが、三目奨学費の支出済み額は九十八万九千七百二十六円で、主な内容としては備考欄のとおりでございます。昨年より繰出金が多いのは、二十四年度に続きました篤志家からの奨学資金への寄附金が多かったためでございます。 続きまして、二項小学校費の支出済み額は、支出総額は三億九千三百五万三千三百三十円で、繰越明許費の二億九千二百四十七万八千円は、国からの学校整備に係る前倒し内示に伴う今、施工中の平戸小学校の大規模の改造事業予算でございます。 小学校費の中の一目学校管理費の支出総額は一億八千百六十三万七千三百四十七円で、支出の主なものは、備考欄二番の児童健康管理事業は、児童健康診断の委託料、学校医の報酬が主なものでございます。 そのほか、次のページの、三番のスクールバス・ボート運行事業は、統廃合を伴うスクールバスやスクールボートの運行経費でございます。 そのほか四番の学校施設維持管理事業は、学校の修繕箇所など施設整備に従事する臨時職員の人件費や施設修繕経費が主なものでございます。 また、五番の学校管理事務経費は、臨時の学校用務員四名の人件費や十七校分の光熱水費のほか学校施設の保守点検委託料などが主なものでございます。 続きまして、二百九十九ページの二目教育振興費の支出総額は七千六百六十七万三千百六十一円で、主なものといたしましては、備考欄一番の就学対策事業として、遠距離通学費に係る通学費補助及び就学困難となった要保護、準要保護対象の児童への給食費、学用品などの扶助費となっております。 また、四番の教育活動支援事業は、市内十七校における各種教育活動に伴う教材関係の消耗品及び学校用教材費が主なものでございます。 続きまして、三百一ページからの三目学校建設費の支出額は一億三千四百七十四万二千八百二十二円で、主な事業内容といたしましては、備考欄一番、小学校施設耐震診断事業は、市内九校の体育館の耐震診断の委託料が主なもので、そのほか二番の平戸小学校校舎大規模改造事業や、三番は、二十三年度からの繰り越し分で施工した志々伎小学校校舎大規模改造事業が主なものでございます。 なお、三百二ページの、中段に記載の繰越明許費は、先ほど申し上げました平戸小学校の大規模改造事業の事業予算でございます。 次に、三項の中学校費でございますが、総額は十一億七千四百二十八万七千五十六円となっております。内訳でございますが、一目の学校管理費の支出済み額は一億九千八百六十五万九千三十六円で、主なものは三番の学校施設維持管理事業や、学校の修繕箇所など施設整備に従事する臨時職員の人件費や、施設修繕経費が主なものでございます。 また、四番の学校管理事務経費は、臨時の学校用務員四名の人件費や九校分の高熱水費のほか、学校施設の保守点検委託料が主なものでございます。 続きまして、二目教育振興費の支出済み額は一億五百八十七万五千六百九十八円で、主なものとしましては、一番の就学対策事業は遠距離通学生徒に対する補助や就学困難となった要保護、準要保護対象の生徒へ給食費、学用品などの扶助費でございます。 それから二番の図書教育充実事業は、中学校図書室の図書購入費用でございます。 また、三百六ページになりますが、六番の中学校指導書等購入事業は、新学習指導要領の改訂に伴い、新たに各学校に教師用指導書を購入したものでございます。 また、七番の教育活動支援事業は、市内九校における学習生活等に伴う教材関係の消耗品及び学校用教材費が主なものでございます。 続いて、三百八ページになりますが、備考欄十三番の外国語指導助手設置事業は五人のALTの人件費や派遣費用などが主なものでございます。 このほか三百十ページ、右上になりますが、十六番の空き校舎活用事業は、旧宝亀小学校の特別教室棟を適用指導教室「のぞみ」の教室にリニューアルするための改修工事を行ったものでございます。 次に、三目学校建設費でございますが、支出総額は九億六千九百七十五万二千三百二十二円で、主なものは、二番の平戸中学校校舎増改築事業及び三番の南部中学校校舎外壁改修工事が主なものでございます。 また四番の平戸中学校校舎増改築事業は、二十三年度に前倒し内示で予算がつき二十四年度に繰り越しを行ったものでございます。 次に、同じく一番下、幼稚園費でございますが、総額は二千八百六十四万七千十一円となっております。主なものは、三百十一ページ以降になりますが、施設の管理運営経費のほか、三番の幼稚園就園奨励事業は、生月町、田平町、さらには江迎町などにあります私立幼稚園に通う幼児六十七名分に対する就園奨励補助金となっております。 続きまして、同じページの下の欄の、社会教育費からは、生涯学習課、文化遺産課所管の予算になりますが、まず五項一目社会教育総務費でございますが、支出済み額は一億八千九百四十四万三千二百六十五円となっております。主な内容としましては、三百十四ページになりますが、備考欄二の放課後子ども教室推進事業は、県の補助事業を活用した田平東小学校での放課後子ども教室や、北部公民館、田平町民センター、生月町中央公民館における放課後や休日での将棋教室開催費用でございます。 また、備考欄四の生涯学習推進事業に要する経費は、公募型の生涯学習講演会を初め、生涯学習だより「まなぶくん」の発行経費などが主なものでございます。 次に行きまして、三百十六ページになりますが、備考欄八の青少年健全育成事業につきましては、各地区で頑張っていただいております各健全育成会への補助が主なものでございます。 同じページの備考欄九の少年センター運営事業につきましては、少年センター専門員一名と補導員四十七名の報酬及び定期的な補導活動に要する経費が主なものでございます。 そのほか三百十八ページになりますが、備考欄十一番、成人式開催費用や、十三番の社会教育全般に係る事務事業経費などが主なものとなっております。 同じページの下になりますが、二目公民館費になりますが、支出済み額は一億四千百十八万二千七百三十四円となっております。 主な内容は、三百二十ページになりますが、備考欄二の自治公民館整備事業につきましては、平戸地区十一ヵ所の公民館の改修に係る補助が主なものでございます。 同じく、三番の空き校舎活用事業は、早福分校の一階の空き教室の活用策につきまして、避難所を兼ねた地区公民館として無償貸与するあたり、そのための浄化槽改修に伴う工事請負費が主なものでございます。 また、七番の公民館管理運営事業は、市内六公民館の施設維持に係る管理経費が主なものでございます。 次、三百二十一ページからの三目図書館費でありますが、支出済み額は五千百九十六万四千四百六十九円となっております。主なものとしましては、備考欄四、三年前から実施しております沖図書の保存整備に係る事業費や、備考欄五の図書館管理運営事業につきましては、平戸図書館の館長報酬や臨時職員賃金及び図書システム保守管理委託料などの維持経費が主のなものでございます。 続いて、三百二十三ページ以降の四目社会教育施設費でありますが、支出済み額は三千四百五十八万五千二百五十二円となっております。主なものとしましては、備考欄一番の総合情報センター(仮称)整備事業は、本年一月に条約を締結した基本設計業務に係る二十四年度実施分の委託料などでございます。 また、三百二十六ページにかけての、四番や五番、六番の生月と大島の各離島センターの運営経費、また、七番の地域交流センター管理運営事業は、田平町の東南の両支館、それから生月町の元触地域交流センターと御崎コミュニティーセンターの維持管理等に要する経費でございます。 また、八番は、平戸地区の四地区のふれあい会館の指定管理料などが主なものであります。 次に、三百二十七ページからの五目文化財保護費についてでございますが、支出総額は九千八百七十八万六千五百十一円となっております。 備考欄二の、伝統的建造物群保存地区保存整備事業は、大島村神浦重伝建特定物件四棟の保存修理補助金のほか、旧見明医院跡地の拠点施設に、消防設備や周辺への案内や避難誘導看板の設置に伴う工事請負費が主なものであります。 また、三百三十ページになりますが、備考欄九番の重要文化的景観保護推進事業は、世界遺産登録にも関連いたしますが、重文景地区における保存管理計画及び活用計画策定に係る委託料や審議会運営経費、それと二十四年度から始まりました個人住宅等に係る修理修景のための工事請負費が主なものであります。 続きまして、三百三十二ページ、備考欄十二番、オランダ商館関連でございますが、これはオランダ商館関連施設があったとされます田平町横島での発掘調査費用でございます。 また、十三番は、オランダ商館復元整備事業の最終年度に実施をいたしました旧商館長居宅跡などの復元整備工事が主なものでございます。 続きまして、三百三十三ページからの六目文化振興費でございますが、支出済み額は六百九十六万三千四百三十五円となっております。 主なものは、二番の文化振興事業費は、各地区の文化協会を支援する補助金及び未来創造文化振興事業補助金が主なものでございます。 このほか、三百三十六ページになりますが、四番の民俗芸能公開事業は、ツーデーウォークの開催にあわせて実施をいたしました民俗芸能祭に関する経費でございます。 また、五番の文化講演開催事業は、県の事業による長崎音楽祭二〇一二の実行委員会の負担金が主なものでございます。 続きまして、三百三十七ページからの七目文化設置費でございますが、支出済み額は四千七百三十万四千三百四十三円でございます。主なものとしましては、一番上から、大島村ふるさと館、田平町のふるさと資料館、田平町の里田原歴史民俗資料館、生月町博物館の島の館、それからオランダ商館、大島村の神浦伝建保存地区交流拠点施設のそれぞれの施設管理に要する賃金や指定管理料などが主なものでございます。 次に、三百三十九ページからの六項一目保健体育総務費でございますが、支出済み額は八千四十万八千三百八十六円となっております。主な内容といたしましては、備考欄二番の市民体育祭開催のための経費や、四番、毎年、高島で実施しておりますサバイバル体験交流事業でございます。 また、六番のスポーツ推進事業は、ページは三百四十二ページになりますが、ひらどツーデーウォーク大会、各地区の体育振興会や、平戸市体協の活動補助金や、全国大会出場などに対するスポーツ振興補助金及びスポーツ推進員三十六名に対する報酬が主なものでございます。 また、備考欄七番から九番にかけましては、本年度開催いたしましたインターハイや来年度開催予定のがんばらんば国体の開催に向けた各実行委員会の運営経費と臨時職員の人件費を含む準備経費等であります。 続きまして、三百四十三ページからの体育施設費でございますが、支出済み額は二億六百五万二千三百十三円となっております。 主な内容といたしましては、備考欄二番の生月町B&G海洋センター、三番の勤労者体育センター、四番の赤坂野球場整備事業は、老朽化に伴う改修工事や国体に向けての改修事業に伴う工事請負費が主なものであります。 また、六番以降は、総合運動公園ライフカントリー、シーライフ平戸の指定管理料及び生月町B&G海洋センター、プールや生月の野球場に要する施設管理費が主なものでございます。 続きまして、三百四十五ページからの三目学校給食費でございますが、支出済み額は二億二千二十六万二千三百二円で、主なものといたしましては、備考欄二の給食共同調理場設備整備事業は、老朽化に伴う各調理場の調理備品等の更新費用でございます。 それから、三番の学校給食管理運営事業は、北部、中南部、田平、生月、大島の五つの給食センターにおける給食調理場に係る委託料のほか、度島小中学校の非常勤職員等の賃金、それから光熱費などが主な経費でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎農林水産部長(荒木誠君)  三百四十七ページから三百四十八ページをお開きお願いします。十一款災害復旧費一項農林水産業施設災害復旧費一目農地等災害復旧費について説明いたします。 支出済み額は四億六千四百六十六万九百六十七円で、支出の主な内容といたしましては、備考欄の二、農地等災害復旧事業災害測量設計委託事業につきましては、災害箇所数が多く国の査定等の関係で緊急な対応が必要だったことから、一部の箇所、測量のみ七十ヵ所、測量設計八十二ヵ所において測量及び設計業務の委託を行ったものであります。 次に、三百四十七から三百五十ページにかけて記載しております備考欄三の現年補助災害復旧事業ですが、これは平成二十四年度に発生した災害で、農地三ヵ所、施設二ヶ所の災害復旧を行ったものであります。 備考欄五の過年補助災害復旧事業ですが、これは平成二十三年度に発生した災害で、農地百五十ヵ所、施設八十二ヵ所の災害復旧を行ったものであります。 備考欄六の現年補助災害復旧事業繰り越しでございますが、これは平成二十三年度に発生した災害で、農地七十六ヵ所、施設四十七ヵ所の災害復旧を行ったものであります。 同じく三百四十九ページ、三百五十二ページをお開きください。災害復旧費のうち二目漁港施設災害復旧費について説明いたします。支出済み額は一千四百九十五万九千二百九十一円でございます。事業内容といたしましては、根獅子漁港航路災害復旧事業として航路のしゅんせつ工事と三崎漁港水ノ浦B護岸、宝亀漁港P護岸及びI護岸災害復旧工事でございます。よろしくお願いいたします。 ◎建設部長(白鞘敏夫君)  同じく三百五十一ページをお願いいたします。十一款二項一目公共土木施設災害復旧費の御説明をいたします。 支出済み額二億二千五百九十六万五千四十七円ですが、主なものは備考欄二、平成二十四年災害復旧事業、(七)の工事請負費は、道路八ヵ所、河川九ヵ所、海岸一ヵ所、合計十八ヵ所の工事請負費でございます。 同じく備考欄三、平成二十三年災を平成二十四年度に繰り越したもので、(六)の工事請負費は道路六ヵ所、河川二十一ヵ所、計二十七ヵ所分でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎教育次長(松田隆也君)  同じページの三項一目の公立学校施設災害復旧費でございますが、支出総額は七百三十八万二千九百四十五円でございます。 内容は、昨年六月に発生いたしました大島中学校の裏斜面崩壊に係る災害復旧工事でございまして、年度内に工事完了ができなかったことから、九百九十一万七千円を本年度に繰り越しを行ったものでございます。 以上でございます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  三百五十三、三百五十四ページであります。十二款公債費につきまして御説明を申し上げます。 支出済み額が四十四億八千四百十六万三百八十一円になりまして、内訳は元金で四十億六千七百十三万六千三百四十円、利子四億一千七百二万四千四十一円の支出となっております。なお、健全な財政運営に資するために、繰上償還を十四億七千百五十七万八千九百九十三円行っておるとこであります。 次、十三款諸支出金の一項普通財産取得費につきましては、支出済み等はございません。 以上であります。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  続きまして、二項公営企業費の一目交通船事業会計費でありますが、支出済み額が五千百七万二千六百四円で、交通船事業会計への繰出金であります。 続きまして、三百五十五ページ、二目電気事業会計費は、支出済み額九百六十四万二百三十六円で、生月風力発電の電気事業会計への繰出金であります。 以上です。 ◎総務部長(尾上輝義君)  次に、十四款予備費につきまして御説明を申し上げます。 年度中途におきます不測の事態に対処させていただくために、三千万円を予算計上いたしておりまして、充用総額が二千九百三十六万三千円でございます。順を追って御説明申し上げますと、二款一項五目財産管理費への充用でございますけど、市有地の売却に係る不動産鑑定及び測量業務委託に係るもの、二款二項二目賦課徴収費への充用は、市税過誤納付還付金に対するもの、二款五項二目企画統計調査費への充用は、経済センサス事業に係る調査表の審査事務内容の追加によるものであります。 次、三款一項三目老人福祉費への充用は、各種請求事件訴訟に係るものであります。 六款三項一目水産業総務費への充用は、漂流物処理対策事業及び課税対象無効請求訴訟に係るものであります。 次、六款三項三目漁港管理費への充用は、台風十六号の影響によります福良漁港運動公園の防球ネット破損修理に係るものであります。 次、六款三項四目漁港建設費への充用は、台風十六号の影響によります船越漁港の標識等の破損修理に係るもの、次、八款一項一目土木総務費への充用は、側溝収容土地明け渡し訴訟経費等に係るものであります。 次、八款二項二目道路維持費への充用は、台風十六号によります風倒木及び河川への漂着物撤去処理費などに係る市道維持管理事業に係るものであります。 次、八款五項二目公園費への充用は、都市公園管理運営事業に係るものであります。 十一款一項一目農地等災害復旧費への充用は、台風及び梅雨前線豪雨により被災した農地等の測量委託に係るものであります。 十一款一項二目漁港施設災害復旧費への充用は、台風十六号の影響により被災いたしました宝亀漁港護岸の測量委託に係るもの、次、十一款三項一目公立学校施設災害復旧費への充用は、六月二十四日の大雨によりまして被災した大島中学校敷地内のり面の測量設計委託に係るものでございます。 以上で、平成二十四年度平戸市一般会計決算の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  それでは、ここで十分間休憩いたします。                午後二時三十六分 休憩                ~~~~~~~~~~~                午後二時四十七分 再開 ○議長(住江高夫君)  休憩中の本会議を再開いたします。 引き続き議案説明を続行いたします。 ◎総務部長(尾上輝義君)  議案第六九号「平成二十四年度平戸市給与管理特別会計決算認定について」御説明を申し上げます。 三百五十七、三百六十ページであります。歳入歳出ともに予算現額三十四億二千五百六十万円に対しまして、決算額三十四億七百八十七万八百三十四円となっております。 次、事項別明細収入により御説明を申し上げますと、三百六十五ページ、六ページであります。一款一項一目給与費について御説明を申し上げます。二節給料は、特別職を含みます職員四百七十九名分の給料でございます。三節職員手当等につきましては、備考欄に記載している各種手当を支給しておるところであります。四節共済費につきましては、職員共済組合負担金が主なものでございます。 以上でございます。御審議方よろしくお願いいたします。 ◎福祉保健部長(小川茂敏君)  議案第七〇号「平成二十四年度平戸市国民健康保険特別会計決算認定について」御説明をいたします。 国民健康保険の被保険者の加入状況は、年間平均で六千六百四十二世帯、一万二千百八十五人でございまして、前年比百十世帯三百六十六人の減少であります。 まず、事業勘定について御説明いたします。三百六十七ページからお願いいたします。事業勘定の歳入総額は、五十五億一千百五十九万五千五百八十一円で、歳出総額は五十三億四千八百五十七万六千百四十七円、歳入歳出差引残高一億六千三百一万九千四百三十円の実質収支となっております。また、収入の調定額に対する収納率は九七・八%、歳出総額の前年度比につきましては、二億六千三百七十一万九千六百三十一円、五・二%の増となっております。事項別明細書において、主なものについて御説明いたします。 歳入につきまして、三百七十五ページをお願いいたします。一款国民健康保険税につきましては、収入済み額九億四千七百七十八万二千百九十一円で、調定額に対する収入率は一般被保険者現年課税分で九六・二六%、一般被保険者滞納繰越分で三九・九二%となっております。いずれも前年度よりも収納率は上がっております。 三百七十七ページから三百八十ページでございますが、三款国庫支出金、四款療養給付費等交付金、五款前期高齢者交付金、六款県支出金及び八款共同事業交付金の収入済み額は、それぞれ定められた公費負担分であります。 三百八十一ページをお願いいたします。十款繰入金は、収入済み額三億四千八百八十七万五千三百四十五円で、国保基盤安定負担金として、低所得者に対する保険税減税分について市の負担割合分等を一般会計から繰り入れたもの及び保険税率の据え置きによる補填措置等のため、財政調整基金から繰り入れたものでございます。 十一款繰越金は、収入済み額二億五百二十万九千四百十二円で、二十三年度決算剰余金であります。 十二款諸収入は、収入済み額二千二百十六万二百四円で、被保険者滞納金、交通事故等第三者納付金及び未資格受診等の返納金が主なものです。 次に、歳出につきまして三百八十五ページをお願いいたします。一款総務費は、支出済み額三千三十三万八千二百十円で、事務経費が主なものであります。 三百八十九ページをお願いいたします。二款保険給付費は、支出済み額三十四億九千八百六万七千二百七十四円で、対前年度比は一億六千百七十三万四千二百八十三円、四・九%の増となっております。療養給付費、高額療養費、出産育児費が主なものであります。 三百九十三ページをお願いいたします。三款後期高齢者支援金等は、支出済み額五億九千六百八十一万四千九百七十二円で、市が医療保険者として社会保険診療報酬支払基金に支援金として支払ったものでございます。 三百九十五ページをお願いいたします。六款介護納付金は、支出済み額二億八千四百七十八万七千二百四十七円で、介護保険二号被保険者に係る納付金であります。七款共同事業拠出金は、支出済み額七億二千二万七千九百九十六円で、高額医療費拠出金並びに保険財政共同安定化事業拠出金が主なものであります。 三百九十七ページをお願いいたします。八款保健事業費は支出済み額六千四十八万八千九百九十一円で、特定健康診査等事業費に係る経費及び三百九十九ページの特別総合保健事業費として、保健センター運営に係る人件費等が主なものであります。 四百一ページをお願いいたします。九款保健積立金は支出済み額九千四十四万八千八百七十六円で、平成二十三年度決算剰余金等の国保財政調整基金への積立金であります。 十一款諸支出金は、支出済み額六千六百九十七万七千二百八十三円で、保険税の還付金、国庫負担金等の前年度精算返還金等であります。また、二項繰出金は、度島、大島の直営診療施設への繰出金と、市民病院及び生月病院の病院事業会計への繰出金が主なものでございます。 次に、度島直営診療施設勘定決算認定について御説明いたします。 四百五ページから四百八ページでございます。決算額は、歳入歳出総額六千九百四十六万三千円で、決算調整により歳入が歳出に対して不足する額は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図り、歳入歳出差引残高はゼロ円となっております。調定額に対する収入率は一〇〇%であります。歳出総額は、前年比一八・四%、一千七十八万八千百三十五円の増となっております。患者数でございますけれども、六千七十一人で、前年比三十一人の増という状況です。 歳入について主なものについて御説明をいたします。 事項別明細書の四百十一ページから四百十四ページでございます。一款診療収入は三千百七十六万七千四百八十三円で前年度比二・九%、八十九万四千九百六十六円の増であります。四款繰入金は、収入済み額二千六百六十二万二千八百七十四円で一般会計及び国保事業勘定からの繰り入れによるものでございます。 七款市債は、収入済み額一千万円で医療費債と施設整備債でございます。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 四百十五ページからお願いします。一款総務費は支出済み額四千二百六十二万八千三百九十円で、医師一名、看護師二名の職員給与費等の人件費及び一般管理事務に要する経費でございます。 二款医療費は、支出済み額二千八十四万五千三百七十一円で、医療用機械器具や医薬材料費等の購入に要する経費等であります。 三款施設整備費は、支出済み額五百三十六万四千九百一円で、度島診療所等の建設に伴う地質調査や実施設計の委託料でございます。 次に、大島直営診療施設の勘定決算認定について御説明をいたします。 四百十九ページをお願いいたします。決算額は、歳入歳出とも一億一千九百十九万八千二百十三円で、決算調整により歳入が歳出に対して不足する額は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図り、歳入歳出差引残高はゼロ円となっております。調定額に対する収入率は一〇〇%です。患者数でございますけれども、平成二十四年度は六千四百八十一人で、七百五十二人の増でございます。 一方、歯科診療のほうの利用者につきましては、二十四年度が一千三百九十八人ということで、五十人の減となっております。 歳入につきまして主なものを御説明いたします。事項別明細書の四百二十五ページから四百二十八ページでございます。 一款診療収入の収入済み額は七千四十三万四百二十三円で、対前年度比三・九%、二百八十六万二千九百五円の減であります。四百二十七ページの四款繰入金は、収入済み額四千七百八十万四千二百四十円で、一般会計及び国保事業会計からの繰り入れによるものであります。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 四百二十九ページからお願いいたします。一款総務費は、支出済み額六千八百六十四万二千六百五十七円で、医師一名、看護師三名、事務員二名の職員給与費等の人件費及び代替医師報償費を含む一般管理事務に要する経費であります。二款医業費は、支出済み額三千八百九十二万七千六百三十八円で、医薬材料等の購入等に要する経費が主なものでございます。 四百三十一ページをお願いいたします。三款歯科診療所費は、支出済み額一千百五十七万一千九百二十二円で、歯科診療所の医療運営に係る委託料が主なものでございます。 続きまして、議案第七一号「平成二十四年度平戸市後期高齢者医療特別会計決算認定について」御説明いたします。 平成二十年度より始まりました後期高齢者医療制度に基づく特別会計でありまして、平成二十四年度における加入者は、三月末で六千八百八十七人、前年度比五十七人の増となっております。 四百三十五ページから四百三十八ページをお願いいたします。決算額は、歳入総額で四億二百五十六万八千九百八十二円、歳出総額で四億三十万七千三十円、歳入歳出差引残高は二百二十六万一千九百五十二円の実質収支となっております。 収入につきまして、主なものを御説明いたします。 事項別明細書の四百四十一ページから四百四十四ページでございます。一款後期高齢者医療保険料は、七十五歳以上の方を対象にした個人負担の保険料であります。収入済み額は二億五千五十三万一千七百三十七円で、収納率は現年度分で年金からの特別徴収は一〇〇%、普通徴収は九十八・六%となっており、普通徴収の対前年度比は〇・二%高くなっております。三款繰入金につきましては、収入済み額一億五千二十五万四千六百八十八円で、一般会計からの保険基盤安定繰入金が主なものです。 次に歳出の主なものについて御説明いたします。 四百四十五ページから四百四十八ページでございます。一款総務費につきましては、支出済み額二百九十五万六千八百二十円で、一般管理事務及び徴収事務に要した経費でございます。二款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、支出済み額三億九千六百九十万三千二百十円で、広域連合への事務費負担金、保険料等納付金、保険基盤安定負担金でございます。 続きまして、議案第七二号「平成二十四年度平戸市介護保険特別会計決算認定について」御説明します。 保険事業勘定について御説明いたします。 介護保険の要支援、要介護認定者数は、平成二十五年三月末で二千五百八十人、前年度比百十一名の増、サービス利用者数は二千四十六人で前年度比六十三人の増でございます。 四百四十九ページから四百五十二ページをお願いいたします。保険事業勘定の決算額は、歳入総額三十七億四千三百七十五万八千八百六十八円で、歳出総額は三十七億二千九百四十九万二千四百十円で、歳入歳出差引総額は一千四百二十六万六千四百五十八円の実質収支となっております。歳出総額の前年度対比につきましては三・六%の増となっております。 事項別明細書において主な内容について御説明いたします。 歳入につきまして、四百五十五ページから四百六十ページでございます。一款保険料は、六十五歳以上の第一号被保険者保険料で、収入済み額は五億八千三百五十三万五百六十六円で、収納率は現年度分で年金からの特別徴収は一〇〇%、普通徴収は九四・〇%となっており、普通徴収の前年度比は一・〇%の伸びとなっております。三款国庫支出金、四款支払い基金交付金、五款県支出金の収入済み額は、定められたそれぞれの負担率による納付費等の負担金でございます。 七款繰入金は、収入済み額五億五千六百七十八万三百四十八円で、一般会計及び介護給付費準備基金からの繰入金であります。 八款繰越金は、収入済み額が一千八百七十八万九千百二十八円で、平成二十三年度決算剰余金を繰り越したものでございます。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 四百六十一ページから四百六十四ページでございます。一款総務費は、支出済み額が八千八万一千九百七十六円で、職員六人分の給与費と人件費に係るものほか賦課徴収事務経費、介護認定審査会費、認定調査等事務経費など事務に要する経費が主なものでございます。 四百六十五ページから四百六十八ページでございます。二款保険給付費は要支援、要介護者に要した介護給付費、介護予防給付費が主なものであります。決算額は三十五億二千三百九万九千百三十八円で、対前年度比三・九%、一億三千十二万二千五百十九円の増となっております。 四百六十七ページから四百七十四ページをお願いしたいと思います。三款地域支援事業費は、支出済み額が七千二百十六万三千三百四十四円で、特定高齢者等を対象にした介護予防の推進事業、地域における包括的、継続的な介護予防ケアマネジメント事業、包括支援センター等の運営事業、食の自立支援事業等の二事業に要した経費であります。 四款基金積立金は、支出済み額二千四百二十万九百五十九円で、平成二十三年度決算剰余金等を介護給付費準備基金等へ積み立てるものでございます。六款諸支出金は、支出済み額二千九百九十四万五千九百九十三円で、平成二十三年度決算に伴う国、県支出金等の過年度分返還金が主なものでございます。 次に、介護保険特別会計サービス事業勘定決算認定について御説明いたします。 四百七十七ページからでございます。決算額は、歳入歳出ともに総額二千八百万三千二百五十二円で、歳入歳出差引残高はゼロ円でございます。 歳入につきまして主なものを御説明いたします。 事項別明細書四百八十三ページ、四百八十四ページでございます。一款サービス収入につきましては、介護予防プラン作成収入、二款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金が主なものでございます。四百八十五ページ、四百八十六ページでございますが、歳出につきましては、一款地域支援事業費につきましは、介護予防プラン作成事業が主なものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七三号の説明を求めます。 ◎農林水産部長(荒木誠君)  議案第七三号「平成二十四年度平戸市農業集落排水事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 四百八十七ページから四百九十ページをお開き願います。歳入歳出決算額は、それぞれ一千三百三十九万一千百三十九円となっており、歳入歳出差し引きはゼロ円でございます。主なものを歳入歳出決算書事項別明細書で御説明いたします。四百九十三ページから四百九十四ページをお開き願います。 歳入決算額は一千三百三十九万一千百三十九円で、一款一項一目使用料は、百八十六万一千四百三十円となっており、昨年と比較して二万三千三百十円の減となっております。また、二款一項一目一般会計繰入金は、一千百五十一万九千七百六十三円で昨年度と比較して五百四十四万二千八百十四円の減となっており、主な要因は長期債元金及び利子の一部完済によるものでございます。 次に、四百九十五ページから四百九十六ページをお開き願います。歳出決算額は、歳入同様一千三百三十九万一千百九十三九円で、支出の主なものといたしまして、一款一項二目施設管理費が六百十万七千九十七円、二款一項一目長期債の元金が五百二十五万九千六百八十八円、同じく二目長期債の利子が百九十九万五千百七十五円となっており、歳出総額を昨年度と比較して五百四十六万六千百二十四円の減となっており、主な要因としましては、歳入同様に長期債元金及び利子の一部完済によるものでございます。 御審議を賜わりますよう、よろしくお願いします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七四号の説明を求めます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  議案第七四号「平成二十四年度平戸市宅地開発事業特別会計決算認定」について御説明申し上げます。 ページ数四百九十七から五百ページであります。予算現額一千七十二万五千円に対しまして、歳入決算額一千七十二万五千円、歳出決算額は一千七十二万四百三十八円となっておりまして、歳入決算額から歳出決算額を差し引きました四千五百六十二円の実質収支となっております。 次に、歳入歳出決算事項別明細書により御説明を申し上げます。 ページ五百三ページ、五百四ページであります。一款財産収入は、グリーンヒルズの三区画の販売によるものであります。 次、五百五ページ、六ページでありますけど、歳出でございます。主な内容といたしましては、グリーンヒルズの管理運営経費及び分譲宅地の鑑定評価を行いまして、平成二十四年八月から販売価格を引き下げて販売した結果、三区画について販売ができたということから、一般会計への繰出金として八百十八万九千円の繰り出しを行ったものであります。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七五号の説明を求めます。 ◎観光商工部長(松田範夫君)  それでは、議案第七五号「平成二十四年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 五百七ページから五百十一ページをお願いいたします。歳入歳出決算額はそれぞれ一千百十三万三千四百三十一円となっております。それでは、歳入歳出決算事項別明細書で御説明いたします。 五百十三ページをお開きください。収入済み額は一千百十三万三千四百三十一円で、一般会計からの繰入金、その他雑収入でございます。 次ページをお願いいたします。支出済み額は、同じく一千百十三万三千四百三十一円で、一款一項一目いさりびの里費における指定管理料並びに施設の修繕料が主なものでございます。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七六号の説明を求めます。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  議案第七六号「平成二十四年度平戸市電気事業特別会計決算認定について」御説明いたします。 本特別会計は、生月町風力発電所の管理に要する経費でございます。歳入歳出につきましては、事項別明細書により説明をいたします。 五百二十三ページ、五百二十四ページをごらんください。 まず歳入は一款一項一目売電収入の収入済み額は九百七十四万六千八百六十七円でございます。二款一項一目一般会計繰入金収入済み額は、九百六十四万二百三十六円で、歳入合計は一千九百三十八万七千百三円となっております。 続きまして、五百二十五、五百二十六ページの歳出につきましては、一款一項一目施設管理費の支出済み額が一千百二十八万九千五百四十三円で、故障によります機械の修繕料及び保守点検の委託料が主なものでございます。 二款一項公債費ですが、支出済み額が八百九万七千五百六十円で、歳出合計が一千九百三十八万七千百三円となっております。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七七号の説明を求めます。 ◎水道局長(濵村哲夫君)  議案第七七号「平成二十四年度平戸市水道事業会計決算認定について」御説明をいたします。 本会計につきましては、地方公営企業法の適用を受けた平戸地区及び生月地区にある三つの上水道と、田平地区及び大島地区を含む七つの簡易水道を運営するための会計であります。 それでは、まず本会計の決算概要を申し上げます。 本会計の収益の根幹をなす給水収益につきましては、給水区域内人口の減少や水道利用者の節水意識の向上及び節水機器類の普及などに伴いまして、税抜きで七億三千百五十九万五千九百六十三円となっております。有収率につきましては、八〇・二%、前年度比一・二ポイントの減となっております。 収益的収支におきましては、長期滞納者への停水処分の実施等による収入の確保に努める一方、経常経費の削減を図り、効果的かつ効率的な事業運営に努力した結果、税抜きで四百五十七万五千百六十八円の純利益を得ることができました。 それでは、決算書の一ページから二ページをお開き願います。 水道事業決算報告書でございますが、本報告書の金額は消費税及び地方消費税を込みで記載いたしております。 まず、収益的収入でございますが、第一款水道事業収益の決算額は八億五千六百十万六千三百三十五円でございます。内訳でございますが、第一項営業収益七億七千七百三十一万六千五百円、第二項営業外収益七千八百五十九万九百五十五円、第三項特別利益十九万八千八百八十円となっております。なお、決算額に含まれる借り受け消費税及び地方消費税につきましては、備考欄に記載いたしております。 次に、支出でございますけれども、御説明いたします。 第一款水道事業費用の決算額は、八億四千四百四万二千十四円でございます。内訳でございますが、第一項営業費用六億六千二百十五万三千四十九円、第二項営業外費用一億八千百七十八万一千五百四十五円、第三項特別損失十万七千四百二十円、第四項予備費ゼロとなっております。なお、決算額に含まれる借り受け消費税及び地方消費税につきましては、備考欄に記載いたしております。また、地区別の比較資料につきましては、既に配付いたしております別冊の決算資料中、二ページから三ページに記載しておりますので、お目通しをお願いいたします。 続きまして、三ページ、四ページをお開き願います。まず、資本的収入についてでございますけれども、御説明いたします。 第一款資本的収入の決算額は二億二千百九十八万九千四百円でございます。内訳でございますが、第一項企業債四千二百六十万円、第三項補助金一億七千五百二十六万九千円、第四項工事負担金四百十二万四百円となっております。 次に、資本的支出につきましては、第一款資本的支出の決算額四億四千五百五十九万百六十六円でございます。内訳でございますが、第一項建設改良費一億八千八百六十一万二千四十二円、第二項企業債償還金二億三千四百四十七万八千百二十四円、第三項他会計長期借入金償還金二千二百五十万円となっております。欄外につきましては、収支不足額二億二千三百六十万七百六十六円の補填につきましては、その補填方法について記載いたしておりますので、お目通しをお願いいたします。 続きまして、五ページをお願いいたします。このページ以降は、消費税及び地方消費税を除いた金額で表示いたしております。 この損益計算書でございますが、先ほど申し上げましたとおり、当年度純利益四百五十七万五千百六十八円となっております。 六ページの剰余金計算書につきましては、御一読をお願いいたします。 続きまして、七ページの剰余金処分計算につきましては、当年度未処分利益剰余金のうち九百万円を地方公営企業法施行令第二十四条第一項の規定によりまして、減債積立金へ積み立てる予定といたしております。 八ページ、九ページの平戸市水道事業貸借対照表につきましては、お目通しをお願いいたします。 続きまして、十ページから十四ページ平戸市水道事業報告書について御説明いたします。十ページの総括事項につきましては、先ほど冒頭に申し上げた内容と同じでございますので、省略をさせていただきますので、御一読をお願いいたします。 十一ページから十二ページにつきましては、平成二十四年度における建設工事及び業務委託等の概要につきまして記載いたしておりますので、お目通しをお願いいたします。 続きまして、十五ページから十八ページの収益費用明細の主なものについて御説明いたします。十五ページの一款一項一目給水収益は七億三千百五十九万五千九百六十三円となっております。二項二目他会計補助金は、簡易水道の建設工事費などの起債償還利息に対する一般会計からの補助金でございます。 十六ページから十八ページにかけての水道事業費用につきましては、企業の経営活動に伴う職員の関係費用、動力費、委託料を初めとした物件費及び減価償却費などでございます。詳細につきましては、お目通しをお願いいたします。 次に、十九ページから二十ページの資本的収支明細書について御説明いたします。 十九ページの資本的収入の一項一目の企業債は、大島地区及び田平南部地区の簡易水道基幹改良事業に係る企業債でございます。三項一目の国庫補助金につきましては、同じく大島地区、田平南部地区の簡易水道基幹改良事業に係る補助金でございます。また、三項二目の他会計補助金は、簡易水道建設改良費などの債償還元金に係る一般会計からの補助金でございます。 二十ページの一項建設改良費につきましては、主に大島地区、田平南部地区の簡易水道基幹改良事業に係る事業費でございます。一項一目水道施設改良費について支出しております工事請負費の内訳につきましては、十一ページの記載のとおりでございますので、お目通しをお願いいたします。 二十一ページ以降のその他の諸明細につきましては、お目通しをお願いいたします。 以上で、議案第七七号「平成二十四年度平戸市水道事業会計決算認定」の御説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七八号の説明を求めます。 ◎病院局長(田中義則君)  議案第七八号「平成二十四年度平戸市病院事業会計決算認定について」御説明いたします。 初めに、経営状況の概略でございますが、医師不足や医療制度改革、診療報酬の減額改定など、地域の医療や公立病院を取り巻く環境が厳しさを増す中、本市病院事業におきましては、平成二十一年度から地方公営企業法の全部適用に経営経体を変更し、事業管理者の設置による経営責任の明確化を初め、平成二十三年度までの市立病院改革プランの実施による看護基準変更や人件費の抑制など、各種の改善対策による経営健全化に向けた取り組みを行ったところであり、平成二十四年度においても、引き続き同様の経営健全化に向けた取り組みを実施したところであります。 このような状況の中、平成二十四年度の病院事業決算は、特別交付税の不採算地区病院の運営に要する経費の拡充もあり、八千七百五十八万六千八百五十二円の純利益を計上することができ、少しずつではありますが、その成果も見え始めたところでございます。 しかしながら、平成二十四年度決算における累積欠損金は、依然として一億円を超えており、医療を担う医師及び医療技術者の確保も年々厳しさを増すなど、地域における医療機能の確保は、今後も不透明な状況の中にあります。今後も経営の健全化を図りながら地域の医療提供体制の整備についてなお一層努力してまいりたいと考えております。 それでは、決算の内容につきまして御説明をいたします。一ページをお願いいたします。 平成二十四年度平戸市病院事業決算報告書でございますが、本報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みで計上をいたしております。 なお、決算額に含まれる借り受け、仮払消費税及び地方消費税につきましては、備考欄に表示をいたしております。 まず、収益的収入でございますが、両病院の事業収益を合わせた決算額は二十三億四千六百三十万八千四百五十五円となっております。 内訳といたしましては、第一款平戸市民病院事業収益の決算額が医業収益、医業外収益、特別利益を合わせて十五億四千六百二十七万四千三百六十九円で、同じく第二款の生月病院事業収益が医業収益、医業外収益、特別収益を合わせ八億三万四千八十六円となっております。 次に、支出でございますが、同じように両病院の事業費用を合わせた決算額は二十二億四千三百五万九千五百九十九円となっておりまして、内訳といたしましては、第一款平戸市民病院事業費用の決算額が、医業費用、医業外費用、特別損失を合わせ十四億七千七百七万七千五百九十二円で、同じく第二款生月病院事業費用が七億六千五百九十八万二千七円となっております。 三ページをお願いいたします。資本的収支について御説明いたします。 まず、資本的収入でございますが、両病院の資本的収入を合わせた決算額は一億六千五百九十二万七千三百四十九円となっておりまして、内訳といたしましては、第一款平戸市民病院資本的収入の決算額が企業債、負担金及び補助金等を合わせ一億三千四百四十六万二千三百四十九円で、同じく第二款生月病院資本的収入が企業債負担金及び補助金を合わせて三千百四十六万五千円となっております。 次に、資本的支出でございますが、同じように両病院を合わせた資本的支出の決算額は二億二千三百六十三万五千九百四十三円となっておりまして、内訳といたしましては、第一款平戸市民病院資本的支出の決算額が建設改良費、企業債償還金を合わせ一億八千五百六万五百九十七円で、第二款生月病院資本的支出は、建設改良費企業債償還金を合わせ三千八百五十七万七百四十六円となっております。 また、資本的収入額が資本的支出額に不足する額五千七百七十万八千五百九十四円につきましては、欄外に記載いたしておりますとおり補填をいたしております。 次に、五ページをお願いいたします。このページ以降は、消費税及び地方消費税を除いた金額で計上をいたしております。 まず、平成二十四年度損益計算書でございますが、経常利益から特別損失を差し引いた当年度純利益は八千七百五十八万六千八百五十二円となっております。病院ごとの内訳といたしましては、市民病院五千八百五十二万六千四百二十五円、生月病院二千九百六万四百二十七円の純利益となっております。 次に、六ページの剰余金計算書でございますが、利益剰余金の部では、前年度未処理欠損金から当年度純利益を差し引いた当年度未処理欠損金は一億二千六百八万四百十円となっております。 次に、資本剰余金の部でございますが、これは主に国・県補助金や他会計繰入金等でございまして、翌年度、繰越資本剰余金として十三億二千七十九万六千円を翌年度に繰り越すものでございます。次の欠損金処理計算書は、当年度未処理欠損金を翌年度に繰り越すものでございます。 七ページをお願いいたします。平戸市病院事業貸借対照表につきましては、病院事業における平成二十四年度末の状況について、資産、負債及び資本を総括的に表示したものでございますので、お目通しをお願いいたします。 次に、八ページから十一ページの決算の概況でございますが、総括事項につきましては、先ほど冒頭御説明したとおりでございますので省略をさせていただきます。 八ページの中段以降は、議会の議決事項及び職員に関する事項を、九ページ以降には主要機械備品の購入状況、業務量等についての記載をいたしておりますのでお目通しをお願いいたします。 次に、収益的収支につきまして主なものを御説明いたします。 十二ページをお願いいたします。 まず、第一款平戸市民病院事業収益でございますが、一項医業収益の主なものは、入院収益、外来収益でございまして、総収益の七七・三%を占めております。四目その他医業収益の公衆衛生活動収益は、基本健診やがん検診、乳児検診等の医業収益でございます。 一般会計負担金は、救急医療に係る経費について一般会計からの繰り出し基準に基づく負担金でございます。その他医業収益は、ケアプラン作成など文書料が主なものとなっております。 次に、二項医業外収益でございますが、主なものは一般会計負担金で、一般会計からの繰り出し基準に従い繰り入れております企業債償還利息や追加費用負担金等の経費でございます。 次に、十三ページをお願いいたします。二款生月病院事業収益について御説明をいたします。一項医業収益の主なものは、市民病院同様、入院収益、外来収益でございまして、総収益の七四・九%を占めております。その他の医業収益の公衆衛生活動収益は、基本健診やがん検診などの医業収益でございます。 一般会計負担金は、救急医療に係る経費について、一般会計からの繰り出し基準に基づく負担金でございます。 次に、二項医療外収益でございますが、主なものは一般会計負担金で、繰り出し基準に従い繰り入れております企業債償還金利息や追加費用等の負担経費でございます。 次に、十四ページからの費用でございますが、まず、第一款平戸市民病院事業費用について御説明をいたします。一目給与費は、正規職員及び臨時職員等の人件費でございます。給与費の医業収益に占める割合は六三・六%となっております。二目材料費は、入院及び外来診療に係る医薬品及び診療材料費等でございます。 経費は、総額二億七千百十八万五千百十四円となっておりますが、これは病院運営の一般経費でございまして、主なものといたしましては、非常勤医師の報償費、光熱水費、寝具や医療器具等の賃借料でございまして、十五ページをお願いいたします。医療機器の保守管理や維持業務、給食業務等の委託料などが主なものでございます。 減価償却費は、建物、構築物、機械備品等の減価償却費でございまして、生月病院をあわせた内訳につきましては二十一ページに記載をいたしております。 次に、二項医業外費用のうち主なものは、企業債償還利息及び控除できなかった消費税に係る雑損失が主なものでございます。 十六ページの第二款、生月病院事業費用でございますが、一目給与費は、正規職員及び臨時職員等の人件費でございまして、給与費の医療収益に占める割合は七八・一%となっております。二目材料費は、入院及び外来診療に係る医薬品、診療材料費などでございます。経費は一億二千三百九十六万八千九百六十一円を支出いたしております。これは、市民病院同様、病院運営の一般経費でございまして、主なものは十七ページの光熱水費、病院の寝具や医療機器等の借り上げに伴う賃借料、医療機器の保守管理や維持業務、給食業務等の委託料などが主なものでございます。 十八ページの二項医療外費用につきましては、企業債償還利息及び控除できなかった消費税に係る雑損失でございます。 次に、資本的収支について御説明をいたします。 十九ページをお願いいたします。 まず、第一款平戸市民病院資本的収入でございますが、医療機器の購入や施設の整備に伴います企業債、企業債償還元金や医療機器の購入に伴う繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金、医療機器等の購入に対する調整交付金や国保特別会計から負担いただく国民健康保険特別会計負担金及び医療機器や施設整備費に伴う一般会計及び県からの補助金等でございまして、総額一億三千四百十五万一千四百七円となっております。 次に、第二款生月病院資本的収入でございますが、同じように、医療機器などの購入に伴います企業債、企業債償還元金や医療機器の購入に伴う繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金、また、医療機器等の購入に対する調整交付金を国保特別会計から負担いただく国民健康保険特別会計負担金及び医療機器の整備に伴う一般会計からの補助金でございまして、総額三千百四十六万五千円となっております。 次に、二十ページの資本的支出でございますが、第一款平戸市民病院資本的支出のうち、一項建設改良費は医療機器整備の資産購入費でございまして、内訳の主なものにつきましては九ページに記載をいたしております。 また、企業債償還金を合わせまして、総額一億八千二百七十四万二千九百七十六円を支出いたしております。 第二款生月病院資本的支出のうち一項建設改良費の一目資産購入費は医療機器の整備に要するものでございます。 同じように内訳の主なものにつきましては、九ページに記載をいたしております。 企業債の償還金を合わせまして、総額三千七百三十六万六千三百六円を支出いたしております。 二十一ページは、固定資産明細書、二十二ページには企業債明細書につきまして、記載をいたしておりますのでお目通しをお願いいたします。 以上で、平成二十四年度平戸市病院事業会計決算について説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第七九号の説明を求めます。 ◎大島支所長(山野上和則君)  議案第七九号「平成二十四年度平戸市交通船事業会計決算認定について」御説明申し上げます。 本航路は第一航路を、同一航路を運航しておりました民間他社が運航を休止したことで、水交通線の単独航路となり平成二十四年十月一日から国庫補助対象航路として認定を受け運航をいたしております。 経営状況でございますが、総収益及び総費用とも一億八千六百三十六万二千六百六円でありました。営業収支は、営業収益で一億二千八百五十九万九千百六十四円、営業費用で一億七千六百七万九千八百二円、営業損失七千七百四十八万六百三十八円となっております。 営業収益におきまして、前年度比三千七百八十四万一千九百三十四円、四一・七%の増であり、民間航路が休止したことによるものが主な要因と考えております。 次に、営業外収支は、営業外収益五千百三十二万四千七百八十八円、営業外費用百八十九万四千百五十円で、営業外収益四千九百四十三万六百三十八円、経常利益百九十五万円となっております。 また、特別損失として、仮設待合所を処分したことによりまして、固定資産売却損百九十五万円を計上しております。 当年度純利益は発生をいたしておりません。 以下、決算内容につきまして御説明を申し上げます。 一ページ、二ページをお願いいたします。 平成二十四年度平戸市交通船事業決算報告書でございますが、この報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みの金額で記載をいたしております。 まず、収益的収入について御説明いたします。 第一款海上運送事業収益の決算額は、営業収益、営業外収益を合わせまして一億八千六百三十六万二千六百六円となっております。 次に、収益的支出でございますが、第一款海上運送事業費用の決算額は営業費用、営業外費用、特別損失を合わせ一億八千六百三十六万二千六百六円となっております。資本的収入及び支出でございますが、支出総額二千五百一万三千七百九十八円となっております。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額二千五百一万三千七百九十八円は過年度分損益勘定留保資金で補填をいたしております。 次に、三ページをお願いいたします。 このページ以降は、消費税及び地方消費税を除いた金額で計上いたしております。 平成二十四年度の損益計算書でございまして、計上利益は百九十五万円となりますが、特別損失が百九十五万円ありますので、当年度純利益はゼロ円となっております。 次に、四ページをお願いいたします。平成二十四年度剰余金計算書、剰余金処分計算書につきましては、お目通しをお願いいたします。 五ページをお願いいたします。平成二十四年度貸借対照表につきましては、交通船事業における平成二十四年度の、資産、負債及び資本の状況を総括的に表示したものでございますので、お目通しをお願いいたします。 六ページをお願いいたします。このページから八ページの事業報告書でございますが、一、概況中、総括事項につきましては、これまでに御説明をしたとおりでございますんで省略をさせていただきます。 中段から議会議決事項、行政官庁認可事項、七ページにわたりまして工事の状況、業務に関する事項、八ページにおきましては会計等について記載いたしておりますので御一読をお願いいたします。 九ページをお願いいたします。収益費用明細書でございますが、主なものについて簡単に御説明申し上げます。 まず、第一款海上運送事業費益でございますが、第一項営業収益は収入総額一億二千八百五十九万九千百六十四円で、旅客運送収益、貨物運送収益を合わせ、前年度と比較して四一・七%の増となりました。総収益に占める割合は七一・五%となっております。二項営業外収益は、一目他会計補助金五千百七万二千六百四円が主なものであります。 十ページをお願いいたします。十二ページに至ります費用でございますが、第一款海上運送事業費用について御説明をいたします。 一項営業費用は、支出総額一億七千六百七万九千八百二円で、主なものは、三目船員費、五目修繕費、十一ページの六目燃料潤滑費、十一目固定資産減価償却費等が主なものでございます。 十二ページをお願いいたします。二項営業外費用は、一目支払い利息百八十九万四千百五十円でございます。次に三項、特別損失は、二目固定資産売却損百九十五万円でございます。 十三ページをお願いいたします。資本的収支明細書でございますが、一款資本的支出、一項企業債償還金、一目企業債償還金二千五百一万三千七百九十八円となっております。 十四ページは固定資産明細書、十五ページは企業債明細書でございます。 以上で、平成二十四年度平戸市交通船事業の決算についての説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  お諮りいたします。定刻が近づいておりますが、定刻までに本日の日程を終了することは困難のようであります。したがって、本日の日程を終了するまで、会議時間の延長をしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(住江高夫君)  御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は本日の日程を終了するまで延長することに決定をいたしました。 ここで、十分間休憩いたします。                午後三時四十二分 休憩                ~~~~~~~~~~~                午後三時五十三分 再開 ○議長(住江高夫君)  休憩中の本会議を再開いたします。 引き続き議案説明を続行いたします。 ◎市長公室長(山口龍一郎君)  議案第八〇号「平戸市観光交通ターミナル条例の制定について」御説明いたします。 本県は平成二十三年度から進めておりました平戸市港湾ターミナルビルの建てかえで、名称を新たに平戸市観光交通ターミナルとして、平成二十六年四月一日から供用開始されることに伴い、公の施設の設置及び管理について定めるため、新たに条例の制定をお願いするものであります。 施設の概要でありますが、木造平屋建てで、面積が約三百九十四平米、観光案内機能と船やバス、タクシー等の公共交通の待ち合い機能を有しております。 条例の主な内容ですが、第一条で設置目的を定めており、公共交通の利用促進と観光の振興を図ることとしております。 第三条では、その管理について、指定管理者に管理を行わせることとし、第四条で指定管理者が行う業務の内容を規定しております。 第八条から第十一条では利用料金関係を規定しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第八一号、及び第八二号の二件は、総務部所管でありますので一括説明を求めます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  議案第八一号「平戸市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正」につきまして御説明を申し上げます。 今回の条例改正につきましては、外国語指導助手に係る報酬について、条例に報酬額の規定を追加するものでありまして、学校薬剤師にかかる報酬につきましては、民間勤務の薬剤師と市立病院勤務の薬剤師の報酬単価の統一を図るものでございます。 また、職員倫理審査会委員については、今般平戸市職員倫理条例を制定することから条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第八二号「平戸市職員倫理条例の制定」につきまして御説明を申し上げます。 議員各位も御存じのとおり、去る六月六日に本市職員が公契約関係競売等妨害の疑いで逮捕され、その後も二度の再逮捕の後、去る八月八日には収賄容疑で起訴されるという自体を招いたところであります。今後は裁判によって事件の概要が明らかになってまいりますけれども、市としましてもこの事態を深く重く受けとめまして、二度とこのような不祥事を起こさせないよう、再発防止策の一環として本条例を制定するもので、地方自治法第九十六条第一項第一号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 この内容といたしましては、まず職員の倫理基準を定め、次に利害関係者に対する職員の禁止行為等を市長が掲げるものとしております。また、職員が事業者等から利益の供与等を受けた場合には、贈与等報告書を提出しなければならない旨を定め、仮に職員倫理に違反したと思われる場合には必要な調査を行い、違反行為が認められた場合には懲戒処分、その他の必要な処置を講じるよう規定をしているとこであります。 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 以上であります。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第八三号から第八五号までの三件は、市民生活部所管でありますので、一括説明を求めます。 ◎市民生活部長(北川貢君)  初めに、議案第八三号「平戸市税条例の一部改正について」御説明いたします。 地方税法の一部を改正する法律が平成二十五年三月三十日に公布され、同年四月一日から施行されたことに伴い、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成二十五年六月十二日にそれぞれ交付され、いずれも原則として平成二十八年一月一日より施行されます。 これに伴いまして、所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容としましては、公的年金等に係る個人住民税の特別徴収について、納税義務者が市外へ転出しても、引き続き特別徴収を行うことができるようになったことや、特別徴収を行う場合の年度上半期における仮徴収の方法について、前年度の下半期の徴収額とされていたものが、前年度の年税額の二分の一と変更されています。 また、株式等の配当所得や、利子所得、譲渡所得等の課税上の取り扱いについて改正されていますが、特に、譲渡益がこれまで非課税であったものが分離課税の対象となっています。 次に、議案第八四号「平戸市国民健康保険税条例の一部改正について」御説明いたします。 平戸市税条例と同様に、地方税法の一部を改正する法律が平成二十五年三月三十日に公布され、同年四月一日から施行されたことに伴い、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成二十五年六月十二日にそれぞれ交付され、いずれも原則として平成二十八年一月一日より施行されることに伴い、所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容としましては、所得割の算定に用います総所得金額の算定において、株式等の配当所得や利子所得、譲渡所得等の課税上の取り扱いが変更されたことなどによるものであります。 次に、議案第八五号「平戸市債権管理条例の一部を改正する条例の一部改正について」御説明いたします。 地方税法の一部を改正する法律が平成二十五年三月三十日に公布、同年四月一日から施行されておりますが、そのうち延滞金等につきまして、その算定に用いられる利率が引き下げられておりますことから所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容としましては、延滞金及び遅延損害金の算定に用います利率について、納期限後、最初の一ヵ月以内は年七・三%、一ヵ月を超える期間については年一四・六%となっておりますが、納期限後、最初の一ヵ月間の割合は、附則第三項の特例により現行四・三%になっております。 今回の改正では、この利率が軽減され、現行四・三%については三%、一四・六%については九・三%となる見込みでございます。 なお、法改正につきましては、平成二十六年一月一日からの施行になります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第八六号から第八八号までの三件は、福祉保健部所管でありますので、一括説明求めます。 ◎福祉保健部長(小川茂敏君)  議案第八六号「平戸市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 長崎県福祉医療費補助金実施要綱が改正されたことに伴い、現在、市単独助成により実施している身体障害者手帳三級及び療育手帳B一の後期高齢者医療保険適用者に係る医療費助成が平成二十五年十月一日から、新たに補助対象となるため、現在の市単独助成より条件のよい市の要綱にあわせ条例の一部を改正するものです。 これまで市の単独事業として行ってきた事業では、月額三千円を超える医療費保険自己負担分の二分の一を市が対象者に単独経費で助成をいたしておりました。この改正によりまして月額一千六百円を超える医療費保険自己負担額の二分の一を対象者に助成し、その二分の一を県が補助することになります。 続きまして、議案第八七号「平戸市田平町福祉保健センター条例の一部改正について」御説明いたします。 平戸市福祉保健部保健センターを平戸市国民健康保険保健福祉総合施設サン・ケア平戸から、平戸市田平町福祉保健センターへ移転することに伴い、平戸市国民健康保険保健福祉総合施設条例を廃止し、平戸市田平町福祉保健センター条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容につきましては、題名及び第一条において名称を変更し、第三条において職員を明記し、あわせて字句等の修正を行うものでございます。 なお、関係規則の整備を行い、平成二十五年十一月一日から施行することといたしております。 続きまして、議案第八八号「平戸市子ども・子育て会議条例の制定について」御説明いたします。 現在の子育て環境の変化に伴い、質の高い保育、幼児教育の展開や、地域における子育て支援の強化、待機児童の解消などを目指して、子ども・子育て支援法と関連三法が平成二四年八月二十二日に公布されました。 これに伴い、地方自治体による子ども・子育て支援事業計画策定が義務づけられたこととなりました。この計画策定に係る合議機関として子ども・子育て会議を設置するため条例を制定するものでございます。 この会議は計画策定後計画された子育て支援策の実施状況についても審議を行うことになります。 なお、委員は子ども・子育て家庭の実情を踏まえて実施するなどを踏まえ、子どもの保護者、子ども・子育て支援に関する事業に従事する者、学識経験のある者、市の職員と十七人内で組織し、任期は三年とするものでございます。 以上でございます。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第八九号の説明を求めます。 ◎農林水産部長(荒木誠君)  議案第八九号「平戸市水産基盤整備事業分担金徴収条例の一部改正」につきましては、国庫補助事業の水産基盤整備事業の各事業が制度改正のたびに変更されるため、現状に即して迅速に対応するため、条例で漁港、漁場整備法に規定する事業とするものであります。 よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九〇号の説明を求めます。 ◎教育次長(松田隆也君)  議案第九〇号「平戸市文化財保護条例の一部改正について」御説明を申し上げます。 本市の中には、これまで地域の中で長年親しまれ継承されてきたものの、歴史的検証が困難であることから、市指定文化財になれないものが数多くあります。 そこで今回、指定文化財とは異なる観点から平戸市認定文化財という新しい枠、定義を設け、これらを認定し、地域の中で末永く保護していただけるよう条例の一部を改正するものでございます。 具体的には第十八条として今、申し上げましたように、市の区域内に分布する文化財(文化財保護法や県あるいは市の条例により指定されたものを除く)のうち地域に伝え残され及び親しまれるものであって、保全及び活用の必要とされるものを平戸市文化財として認定しようとするものでございます。 なお、本条例は一〇月一日から施行することにいたしております。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九一号の説明を求めます。 ◎水道局長(濵村哲夫君)  議案第九一号「平戸市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」御説明をいたします。 提案理由といたしましては、市町村合併協議をもとに平成二十一年四月一日に水道料金統一の改定を行いました。 しかし、水道事業経営におきましては、給水人口の減少や地域経済の低迷などによる給水収益の減少と、水道施設の維持更新を含む維持管理費等の多額の費用が見込まれますことや、これまでの事業に対する減価償却費及び企業債の償還利息並びに消費税などによる影響などから、平成二十五年度から収支におきまして、純損益で赤字が続く見込みであります。水道事業経営につきましては、引き続き地方公営企業法の考え方に基づく独立採算制による安定的な事業運営が行われるよう、基幹収入源であります水道料金の改定を今回行わせていただきたいために、関係条文等の改正を行うものであります。 地方自治法第九十六条第一項第一号に規定されます議会の議決を求めるものでございます。 内容といたしましては、第二十六条に規定いたしております給水料金の額については今回の料金改定にあわせまして超過料金を従量料金に改めるものであります。 次に、第二十九条に規定いたしております特別な場合における料金の算定につきましては、水道料金を従量料金に改めるとともに、平成二十一年四月の料金統一の改定に伴う条例の一部改正に対し、臨時給水に係る規定の整備を行うものでありますが、失念していたため、条文を追加するものでございます。 次に、第三十五条に規定いたしております手数料につきましては、口径五十ミリ以上の竣工検査手数料において市町村合併協議の中で四万八千円と合意されておりましたが、合併に伴う条例等の整備に対し四万八千円以上と誤って整備されていたことが判明したことから改めるものでございます。 次に、別表第一につきましては、各料金を次のように改め、あわせて超過料金を従量料金に、備考一の、「一月につき上記の使用水量により算定した基本料金と超過料金の合計額とする」を、「一月につき基本料金と上記の使用水量により算定した従量料金の合計額とする」に改めるものであります。 なお、改正後の条例の施行日を平成二十六年四月一日として五月分の料金から適用するものでございます。 なお、水道料金の改定内容の詳しい資料を議員各位のお手元に配付させていただいておりますが、時間の都合上、主なページのみを簡潔に御説明をさせていただきたいと思います。 まず、一ページにつきましては料金改定の概要を、二ページにつきましては、料金改定の方向性及びこれまでの主な取り組み状況の経過を載せております。そして、四ページには、平成二十一年四月に料金統一を行いました現在の料金表を載せさせていただいております。今回の改定に当たりましては、十六ページから十八ページにかけまして収支計画の一覧表を記載しておりますが、改定に係る収支算定期間を平成二十六年度から三十年度までの五ヵ年間といたしております。そうした中、重要な収入源であります料金収入におきましては、ことしに入り、当初見込みを上回る減収傾向が確認されました。この数字などに基づいて最終的な五ヵ年間の収支計画を立てた場合、どうしてもシミュレーション的には、これまで御説明いたしておりました改定八%台前半を上回る改定率九・二五%となる厳しい状況が判明いたしました。このため、水道局といたしましては経費削減などの再検討を行いまして、平成二十九年度から施設管理部門におきまして、管理業務などの一部を民間に委託する、委託を行うことで、人件費等の削減を行うことといたしております。 また、経費の中で大きなウエイトを占める動力費につきましては、使用電力量が大きな導水、送水ポンプに省電力効率のための制御システムを導入するなど、動力費の削減を行うことといたしております。これらのことにより再検討した数値をもとに収支計画を立てましたが、算定期間内における収支を均衡させるためには八・八%の改定を必要とする見込みとなりました。 ところで五ページから記載いたしております改定案の内容でございますが、今回の特徴といたしまして、一点目は、料金体系、料金構成階層の区分及び従量料金の定増方式につきましては、現在の方式といたしております。 一点目は、それぞれの高低にかかわらず利用者の方の負担が偏らないようにいたしております。三点目は利用者の約九十八%を占める二十ミリ以下の一般家庭等の負担割合が大きくならないよう配慮して、料金単価を十円単価から一円単位といたしております。次の七ページにつきましては、改定料金案に基づく計算方法を、八ページと九ページには百トンまでありますが、料金早見表を掲載いたしております。左端から、一トンごとの数量、現行料金、端数切り捨て、前の算定額、新料金、現行料金と新金額との差額の順で記載いたしております。お目通しをよろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。どうそよろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九二号及び第九三号は、病院局所管でありますので、一括説明を求めます。 ◎病院局長(田中義則君)  議案第九二号「平戸市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」御説明を申し上げます。 平成二十六年四月、通称リハビリテーション施設いわゆるデイケア施設の開設に伴い、現行の保健センターを平戸市田平町福祉保健センターへ移設することから、平戸市国民健康保険福祉総合施設条例が廃止されるため、平戸市訪問看護ステーション事業を平戸市病院事業として実施するため、条例の一部を改正するものでございます。 なお、施行期日につきましては、平成二十五年十一月一日から施行することといたしております。 次に、議案第九三号「平戸市立病院使用料等条例の一部改正について」御説明申し上げます。 このことにつきましても、通称リハビリテーション施設の開設に伴い、現行の保健センターを平戸市田平町福祉保健センターへ移設し、平戸市訪問看護ステーション事業を平戸市病院事業として実施をするため、平戸市訪問看護ステーション事業の利用料につきまして、平戸市立病院使用料等条例に規定するため条例の一部を改正するものでございます。 なお、施行の期日につきましては、平成二十五年十一月一日から施行することといたしております。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九四号の説明を求めます。 ◎総務部長(尾上輝義君)  議案第九四号、「平成二十五年度平戸市一般会計補正予算(第三号)」につきまして御説明を申し上げます。 歳入歳出それぞれ二億三千六百五十万九千円を追加しまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ二百三十二億七百九万五千円とするものであります。 今回の補正予算の主な内容でありますけれども、平成二十四年度決算に伴う決算剰余金処理としての減債基金積立金、離島の農水産物の輸送経費に対して助成する離島輸送コスト支援事業、六月の梅雨前線豪雨による農地等災害復旧事業の増額などを提案させていただいているところであります。 それでは、三ページをお開き願います。 三ページの第二表地方債補正の変更につきましては、道路新設改良事業費など事業費の追加等に伴う変更であります。 それでは補正の内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明を申し上げます。 まず歳入の中で、国庫補助金等を伴う事業で、歳出における説明と重複するものにつきましては内容を省略させていただきますので御了承方お願いいたしたいと思います。 それでは、七ページから十二ページまでの歳入につきまして御説明を申し上げます。 七ページをお願いいたします。十三款一項一目民生費国庫負担金は、平成二十四年度の国庫支出金精算に伴うものであります。 二項二目民生費国庫補助金は、子育てひろば支援事業に係るものでありまして、国庫補助金から県補助金へ財源の組み替えに伴うものであります。 十四款一項一目民生費県負担金は平成二十四年度の県支出金精算に伴うものでございます。 次、九ページをお願いします。九ページ、十四款二項二目民生費県補助金は、子育てひろば支援事業に係るもので、国庫補助金から県補助金へ財源の組み替えに伴うものでございます。 十七款二項一目他会計繰入金は前年度繰出金の精算に伴うものであります。 十八款繰越金は、平成二十四年度決算に伴う剰余金でございます。 次、十一ページをお願いします。二十款市債につきましては、道路新設改良事業費など事業費の追加等に伴う増額であります。 次に、十三ページから三十ページまでの歳出につきまして御説明を申し上げます。 十三ページをお願いします。 二款一項五目財産管理費の減債基金積立金は、地方財政法第七条第一項及び地方自治法第二百三十三条の二の規定に基づき、平成二十四年度決算に係る剰余金を積み立てるものであります。 十六目交通製作費の路線バス維持対策事業は、本年九月末をもって、西肥バスが平戸桟橋─平戸高校間の路線から撤退することに伴いまして、一部路線を変更して引き続き生月バスによりまして運行していただくことになったための増額であります。 次、十五ページをお願いします。十五ページ、三款一項二目生涯福祉費の生涯福祉事務経費三目老人福祉費の老人福祉事業経費及び五目老人医療事務費の老人医療費給付等事業は、平成二十四年度国県支出金等の精算に伴う返還金であります。 九目介護保険事務費は、平成二十四年度繰出金の精算に伴うものであります。二項一目児童福祉総務費の次世代育成支援対策事業は、子育てひろば支援事業の補助基準の変更及び出張ひろばの開設による増額、子ども・子育て支援計画策定事業につきましては、計画策定のためのニーズ調査実施に伴う増額、子ども・子育て会議運営事業は計画策定のための会議開催経費、児童福祉総務事務経費は平成二十四年度県支出金の精算に伴う返還金となっております。 次、三項一目の生活保護事務経費は、平成二十四年度国、県支出金の精算に伴う返還金でございます。 十七ページをお願いします。四款一項一目保健衛生総務費の福祉保健センター管理運営事業は、現在の市民病院に隣接して設置しております保健センターを、田平町福祉保健センターに集約するための田平町福祉保健センターの電気工事等の改修経費となっております。 次、三目健康増進費は、平成二十四年度国県支出金の精算に伴う返還金であります。 次、十九ページをお願いします。十九ページ、六款一項三目農業振興費及び三項二目水産業振興費の離島輸送コスト支援事業は、離島の農水産物の輸送経費に対する補助金の増額でございます。三目農業振興費の加工業務用産地育成整備推進事業は、加工用タマネギ生産のための圃場整備に対する補助金の増額でございます。四目畜産業費の放牧推進事業は、南部地区での牛の放牧事業のための整備補助金でございます。五目農地費の自然災害防止事業県工事負担金は、江川地区及び大山地区の農地海岸整備及び緊急地すべり対策のための県工事負担金となっております。 二項二目林業振興費の自然災害防止事業は、六月の梅雨前線豪雨により崩壊いたしました後平地区の林地の復旧工事を行うものでございます。 次、三項一目水産業総務費の水産業総務事務経費は、県漁港漁場協会負担金の増額でございます。次、二目水産業振興費の産地水産業強化支援事業は、大島村漁協の船台強化施設の改修に伴う増額、水産多面的機能発揮対策事業は、志々伎地区磯焼け対策に伴う県協議会に対する負担金となっております。次、三目漁港管理費の漁港運動公園維持管理運営事業は、漁港運動公園にある老朽化した遊具の撤去費用を増額するものでございます。 次、二十一ページをお願いいたします。四目漁港建設費の漁港単独整備事業につきましては、大根坂漁港の用地の売却のために今回測量委託を行うものでございます。 次、二十三ページをお願いいたします。二十三ページ、八款二項三目道路新設改良費の過疎対策道路整備事業につきましては、市道緑ケ岡線及び市道川内下中線の改良事業について予算計上を行うものであります。 次、二十五ページをお願いいたします。二十五ページ、九款一項一目常備消防費の本所消防活動事業は、全国消防救急技術大会の出場経費及び無線局定期検査に伴う増額となっております。次、二目非常備消防費の消防団サポート事業につきましては、消防団員加入促進を図るためのPR事業でありまして、県の補助金の内示に伴い増額をするものであります。三目消防施設費の消防庁舎整備事業につきましては、擁壁の構造変更など、用地造成工事内容に変更が生じたため、増額をさせていただくものであります。 次、二十七ページをお願いします。二十七ページ、十款二項二目教育振興費及び三項二目教育振興費の教育活動支援事業につきましては、小中学校の理科教育等設備整備事業の補助の決定に伴う増額であります。 次、四項一目幼稚園費の幼稚園管理運営事業は、預かり保育の施行に伴う経費の増額となっております。 次、五項四目社会教育施設費の生月町開発総合センター管理運営事業は、雨水排水のための施設整備に伴う増額となっております。五目文化財保護費の指定文化財維持管理事業は、無形民俗文化財の用具の修理等に伴うもの、県指定文化財保存整備事業につきましては、戸石川町のハルサザンカの説明板の設置などに伴う増額となっております。次、六目の文化振興費の文化公演開催事業につきましては、長崎音楽祭二〇一三「ひらんの風」コンサートに係る県補助金の減額に伴う補助金の増額となっております。六項二目体育施設費のその他社会体育施設管理運営事業につきましては、前津吉町民運動場の老朽化に伴う相撲場の解体経費の増額となっております。 次、二十九ページをお願いします。十一款一項一目農地等災害復旧費につきましては、六月の台風前線豪雨による農地十二ヵ所、施設九ヵ所に係るものであります。 次、二項一目公共土木施設災害復旧事業につきましては、六月の梅雨前線豪雨によります道路四ヵ所、河川三ヵ所に係るものとなっております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九五号から第九七号までの三件は、福祉保健部所管でありますので一括説明を求めます。 ◎福祉保健部長(小川茂敏君)  議案第九五号「平成二十五年度平戸市国民健康保険特別会計補正予算(第一号)」について御説明いたします。 今回の補正は、前年度決算剰余金及び国民健康保険税の今年度の収入見込み額がおおむね決定したことに伴うもので、歳入歳出それぞれ一億二千五十万九千円を増額し、歳入歳出それぞれ五十四億七千百六十四万九千円にするものでございます。主なものを事項別明細書により御説明いたします。 六ページをお願いいたします。一款一項一目一般被保険者国民健康保険税は、本算定の結果、今年度の収入見込み額が九億九百五十九万七千円と見込まれますことから、一億八千九百二十二万五千円を減額をいたしました。 多額の減額補正でございますが、これは国民健康保険特別会計の当初予算計上の仕方として、まず保険給付費などの必要な経費、歳出を見積もり、対応する交付金や補助金などを試算しまして、不足分を国民健康保険税で補うという方法で予算を調整いたしております。どうしてもこの手法で予算調整をいたしますと、実際の収入見込み額と予算額とでは差が生じてまいります。本算定での処理を終えた大方の収入見込みが立ったことから、今回補正減額を行うものです。 続きまして、十款二項一目財政調整基金繰入金につきましては、財政調整基金取り崩し額一億三千二百七十九万円を計上いたしております。これは、保険税の減額補正に伴い、歳入歳出の均衡を図るため調整し、増額補正をしたもので、国、県の特別調整交付金が例年同様に交付されますと、最終的には例年並みの取り崩し額になると見込んでおります。 十一款一項一目繰越金につきましては、前年度決算剰余金の確定額一億六千三百万九千円を計上いたしました。 十二ページ、十三ページをお願いいたします。六款一項一目介護給付金九百九十万七千円につきましては、介護給付金の確定に伴うものでございます。 十四ページをお願いいたします。九款一項一目財政調整基金積立金七千万円につきましては、前年度決算剰余金の二分の一以上を財政調整基金に積み立てるようになっておりますことから、積み立てるものでございます。 十六ページをお願いいたします。十一款一項三目償還金につきましては、国庫負担金等の前年度精算返還金として五千七百三十万七千円を増額するものでございます。 続きまして、議案第九六号「平成二十五年度平戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)」について御説明いたします。 今回の補正は、決算剰余金に伴うもので、歳入歳出それぞれ二百二十六万一千円を増額し、歳入歳出それぞれ四億七百二十万八千円とするものでございます。 主なものを事項別明細書により御説明します。六ページをお願いいたします。四款一項一目繰越金は、平成二十四年度分の保険料のうち、平成二十五年の四月、五月分に収納した保険料を繰越金として二百二十六万一千円増額補正しております。 続きまして、八ページをお願いいたします。二款一項一目後期高齢者医療広域連合納付金は、繰り越した額をそのまま後期高齢者医療納付金として広域連合に納付するため、二百二十六万一千円を増額するものでございます。 続きまして、議案第九七号「平成二十五年度平戸市介護保険特別会計補正予算(第一号)」について御説明いたします。 今回の補正は、主に前年度決算剰余金に係るもので、保険事業勘定において歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ一千五百三十一万円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ三十九億九千五百五十七万二千円とするものでございます。 主なものを事項別明細書により御説明いたします。六ページをお願いいたします。三款一項一目介護給付費負担金ですが、平成二十四年度決算において生じた負担金の不足分であります。七款一項一目介護給付費繰入金、同三目地域支援事業繰入金は、平成二十四年度決算に伴います一般会計からの繰入金です。八款一項繰越金一千四百二十六万七千円は、二十四年度決算に伴う剰余金であります。 歳出につきましては、八ページをお願いいたします。四款一項一目介護給付費準備基金積立金は、二十四年度決算に伴う剰余金から国県支出金返還金等を控除した額を積み立てるものでございます。 十ページをお願いいたします。六款一項二目償還金一千四百五十八万七千円は、二十四年度の精算に伴う国県支出金支払い交付金等の返還金であります。六款二項一目一般会計繰出金は、二十四年度の予防事業や事務費等の精算に伴う繰出金でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九八号の説明を求めます。 ◎病院局長(田中義則君)  議案第九八号「平成二十五年度平戸市病院事業会計補正予算(第一号)」について説明を申し上げます。 今回の補正は、通所リハビリテーション施設、いわゆるデイケア施設整備に伴う施設の改修費及び医療機器等の整備に係るものでございまして、第二条で平成二十五年度平戸市病院事業会計予算第三条に定めた収益的収入及び支出の予定総額を、収入支出それぞれ一千九百万円増額し、補正後の収入支出予定総額を二十三億九千百万円とするものでございます。 第三条は、同じく予算第四条に定めた資本的支出の予定総額を三千万円増額し、補正後の資本的支出予定総額を三億五千百三十九万四千円とするものでございます。 第四条は、予算第九条に定めた棚卸資産購入限度額につきまして、今回二百二十六万円を増額し、二億八千三百八十万七千円とするものでございます。 それでは、補正の内容につきまして予算説明書により御説明を申し上げます。まず、収益的収入及び支出でございますが、便宜上支出のほうから御説明をさせていただきます。四ページをお願いいたします。 今回の補正につきましては、先ほど申しました通所リハビリテーション施設の開設に伴う施設整備費、また旧保健センター施設維持管理経費が主なものでございます。第一款平戸市民病院事業費用一項医業費用二目材料費の増額につきましては、車椅子等の医療消耗備品を増額するものでございます。また、同じく三目経費につきましては、修繕費委託料について施設の改修費を、職員被服費、消耗品費、消耗備品費については、施設開設に伴う消耗品費等を、光熱水費は、旧保健センター一ヵ月分の光熱水費を、保険料公課費は、公用車の保険料、重量税でございます。 次に、収入でございますが、第一款平戸市民病院事業収益の医業収益の外来収益一千九百万円を増額し、収支をあわせております。 次に、五ページをお願いいたします。資本的支出について御説明申し上げます。支出の第一款平戸市民病院資本的支出の資産購入費は、通所リハビリセンター施設の医療機器整備につきまして三千万円を増額するものでございます。 以上で説明を終わります。どうぞ御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  次、議案第九九号から第一〇一号までの三件は建設部所管でありますので、一括説明を求めます。 ◎建設部長(白鞘敏夫君)  議案第九九号「工事請負契約の変更について」御説明をいたします。 本議案は、社会資本整備交付金事業を施行するため、工事請負契約を変更したいので地方自治法第九十六条第一項第五号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 契約変更の理由は、市道堤線道路改良工事(二工区)において岩掘削量の増加及び現場精査により、当初契約額一億三千七百二万五千円を三千四百九十一万二千五百円増額し、一億七千百九十三万七千五百円に変更するものでございます。 なお、仮契約につきましては、八月二十日に行っております。 以上でございます。 次に、議案第一〇〇号「公有水面埋立免許出願に係る意見について」御説明いたします。 出願場所は、平戸市大島村的山川内字的山浦で、県営地方港湾大島港内に位置しております。あづち地区は漁船の係留施設が未整備で、道路護岸に係留している状況であり、平成二十年度にフェリー発着用施設が外港に完成したことから、港内に外周の物揚げ場護岸を建設し、野積み場用地及び道路用地として二千七十三・一一平方メートルを埋め立てるもので、県より公有水面埋め立ての意見を求められているものでございます。 この埋め立てにつきましては、支障がないものと考えております。よろしくお願いいたします。 次に、議案第一〇一号「公有水面埋立免許出願に係る意見について」御説明いたします。 出願場所は平戸市大島村的山川内字的山浦で、県営地方港湾大島港内に位置しており、長崎県が物揚げ場用地として護岸を建設するのに伴い、その背後に平戸市が緑地用地として千八百五十六平米を埋め立てるものでありまして、議案第一〇〇号の関連議案でございます。県より公有水面埋め立ての意見を求められているものでございます。この埋め立てにつきましては、支障がないものと考えております。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(住江高夫君)  以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって本日の議事日程は全て終了いたしました。 四日の本会議は午前十時より開き、一般質問を行います。本日はこれにて散会いたします。どうも御苦労さんでした。                午後四時三十八分 散会...